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- コメンテーター
- 価格:1,760円(税込)
5月16日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身11」』が獲得した。
第2位は『汝、星のごとく』。第3位は『街とその不確かな壁』となった。
4位以下で注目は6位に初登場の『コメンテーター』。奥田英朗さんの直木賞受賞作『空中ブランコ』(文藝春秋)の続編で17年ぶりの最新作。同作は精神科医・伊良部一郎が活躍するシリーズで第一作目が『イン・ザ・プール』(文藝春秋)、第二作目が『空中ブランコ』、三作目が『町長選挙』(文藝春秋)。『コメンテーター』は2006年以来の念願の新作短編集で、コロナ禍を背景に物語は進行する。表題作ではコメンテーターとしてテレビ番組にリモート出演した伊良部がコロナに関して奇想天外の発言を連発。また別の短編では人と会わない生活を続けていた大学生を伊良部が診察する。シリーズ累計発行部数290万部を誇り、読者も待ち望んでいた一冊だ。
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- 本好きの下剋上第五部「女神の化身Ⅺ」
- 価格:1,320円(税込)
1位『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身11」』香月美夜[著](TOブックス)
第5部完結目前!新ツェントの決定と就任式へーー新時代への助走!大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!(TOブックスウェブサイトより抜粋)
2位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)
その愛は、あまりにも切ない。正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。(講談社ウェブサイトより抜粋)
3位『街とその不確かな壁』村上春樹[著](新潮社)
十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを――高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が長く封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。(新潮社ウェブサイトより)
4位『くもをさがす』西加奈子[著](河出書房新社)
5位『異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。11』じゃがバター[著](ツギクル)
6位『コメンテーター』奥田英朗[著](文藝春秋)
7位『魔女と過ごした七日間』東野圭吾[著](KADOKAWA)
8位『目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい 10』リュート[著](KADOKAWA)
9位『おやごころ』畠中恵[著](文藝春秋)
10位『最強の鑑定士って誰のこと? 18 ~満腹ごはんで異世界生活~』港瀬つかさ[著](KADOKAWA)
〈文芸書ランキング 5月16日トーハン調べ〉
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