「光る君へ」の「一番平安っぽい」従者役も話題の矢部太郎 3年ぶりのコミックエッセイは『プレゼントでできている』(ノンフィクションベストセラー)

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 4月2日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『おぱんちゅうさぎ』が獲得した。
 第2位は『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』。第3位は『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』となった。

 4位以下で注目は6位に初登場の『プレゼントでできている』。お笑いタレントで漫画家の矢部太郎さん、3年ぶりのコミックエッセイ。矢部さんが自らの半生を振り返りながら、プレゼントを通じて感じた贈ること・もらうことの意味や人とのつながりを描く。解剖学者の養老孟司さんは同書について《マンガの雰囲気がいい。これを受けいれられるような気分が、メンタルにもよいのです。》と推薦のコメントを寄せている。

 矢部さんは3月29日に放送されたTBS系バラエティ番組「王様のブランチ」に出演し、執筆秘話を語っていた。また現在、矢部さんはNHKの大河ドラマ「光る君へ」にも出演中。主人公・まひろ(吉高由里子)の従者・乙丸役だが「出演者のなかで一番平安のひとっぽい」とその佇まいが話題となっている。

1位『おぱんちゅうさぎ』可哀想に![作](KADOKAWA)

可哀想に!ALL描き下ろしの初書籍!!いつだってひたむきで一生懸命。みんなのために頑張るけれど、努力が全部報われない……。哀愁漂うしょんぼり姿に共感が集まる「おぱんちゅうさぎ」ついに書籍化!渾身の全編描き下ろし・大ボリューム136P!!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

2023年12月、私はステージ4のがん告知を受けた。告知の瞬間、私は、何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(フォレスト出版ウェブサイトより)

3位『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子[著](サンマーク出版)

「自分は運が悪い」と思っていませんか?でも「運」というものは必ずしも、その人がもともと持っていたり生まれつき決まっていたりするものではなく「その人の考え方と行動パターンによって変わる」のです。「運がいい人」は「運が良くなる」考え方や行動パターンを習慣づけているのです。それではどのようにしたら「運のいい人」になれるのか?優秀な脳科学者である著者が科学的見地から、「運のいい」考え方や行動パターンを習慣づける方法を紹介していきます。(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)

4位『ねことじいちゃん(10)』ねこまき(ミューズワーク)[著](KADOKAWA)

5位『103歳、名言だらけ。なーんちゃって 哲代おばあちゃんの長う生きてきたからわかること』石井哲代[著]中国新聞社[著](文藝春秋)

6位『プレゼントでできている』矢部太郎[著](新潮社)

7位『それは信者8000万人の巨大カルト ザイム真理教』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

8位『まめきちまめこニートの日常 こまちとタビ4』まめきちまめこ[著](KADOKAWA)

9位『知りたいこと図鑑』みっけ[著](KADOKAWA)

10位『信じ切る力 生き方で運をコントロールする50の心がけ』栗山英樹[著](講談社)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 4月2日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年4月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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