四人組がいた。

四人組がいた。

著者
髙村 薫 [著]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784163901022
発売日
2014/08/11
価格
1,650円(税込)

内容紹介

「高村薫、ユーモア小説に挑む」

この村では、何だって起きる――。
元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。
古ダヌキのような四人の老人が関わると、
村の小さな騒動も、AKB48から少子高齢化まで縦横無尽。

儲け話と、食い物に目のない老人たちは、
集会所に集まっては、日がな一日茶飲み話を。
だがそこへ、事情を知ってか知らぬか、珍客がやって来る。
テレビクルーに、タヌキのアイドルユニット、元アイドルの出家、
はたまたキャベツは大行進。最後に、閻魔様まで!!

「ニッポンの偉大な田舎」を舞台にした、ブラックユーモアに満ちた奇想天外の十二編。
現代を、冷静かつ緻密に描写しつづけてきた著者が、
今の日本を、地方からユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出す。

データ取得日:2024/04/23  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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