宮沢賢治の元素図鑑
作品を彩る元素と鉱物
内容紹介
賢治作品に登場するすべての元素を解説!
作品に登場しない、現在知られている
118の元素とそれを含む鉱物も紹介しました。
賢治の作品を入口に、広がる元素と科学の世界。
幼いころ「石っこ賢さん」とよばれたほど石に熱中した宮沢賢治が残した作品から、「元素」に触れた文章を写真とともに紹介しています。賢治の作品は国語教材として親しまれているものが多く、その文章中には多くの元素や鉱物が登場します。たとえば、『やまなし』では、「水銀」「銀」「黄金」「金剛石」「水晶」などがちりばめられています。
この図鑑は、宮沢賢治が残した数多くの短歌や詩、童話、手紙、メモのなかから、これらを賢治の描く心象にふれる手がかりとして、科学者であった賢治の作品を「元素」の目でとらえ解説しました。作品以外にも、現在知られている118の元素すべてを取りあげています。
科学者としての賢治の生涯を、元素を入り口にたどってみましょう。
データ取得日:2023/09/22 書籍情報:openBD