震災文芸誌 ららほら
内容紹介
『ららほら』は、東日本大震災を経験した人たちの書く小説を多くの人と共有するために、新しく創刊された文芸誌です 東日本大震災の被災地での当事者たちの声と、それを集める人々にフォーカスし、「震災の真実」を語る「本当の言葉」に迫りました。 震災の当事者や、当事者に関わりながら被災地で仕事をしてきた人たちの言葉が、ここにはたくさん集まっています。 震災と震災後、8年経っても理解できたとは言い難いそれを、私たちはどのように理解し、継承すべきなのか。複雑で解きほぐしがたい問題を、いかにして複雑なままに受け止めるのか。そして、言葉や表現になにができるのか、何をすべきなのか。様々なヒントがここにあります。 どうか、皆さんも、言葉や文章を通じて、震災のリアルに、当事者たちの心の襞に、近づいてください。それが慰霊であり鎮魂であり、同時代の痛苦への誠実さであり、未来の私たちを救うものになるはずですから。
データ取得日:2024/04/23