レトロでかわいい! 120冊以上の書籍を分析して作った、美しい「文章」の書き方が自然と身につく“真面目すぎない実用書”ができるまで

対談・鼎談

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もし、女子校に「文章」の授業があったら…小学5年生から大人まで、手軽に楽しく学べる“文章の手引き”

[文] 遊泳舎


80’s風のイラストと、タイトルの代わりに箔押しされた校章が印象的な装丁

2022年11月に刊行された『私立文章女学院』(遊泳舎)。どこか懐かしいタッチのイラストが目を惹く佇まいとは裏腹に、れっきとした「文章の手引き」をまとめた一冊だ。100冊以上のブックライティングを手がけてきた著者・加藤道子さんによる「文章のコツ」とともに、女子校を舞台にした主人公3人の物語が、イラストと例文によって展開される構成となっている。

まえがきには「学生のときに文章の書き方を教えてくれれば、こんな苦労はしなかったのに」と綴られている。そんな嘆きを打ち消すように、読者は高校生に戻った気持ちで、あるいは主人公たちの青春を眺める気持ちで、ストーリーを楽しみながら自然と文章の基本が身についていく。

そんな「実用性」と「エンタメ性」の両立に挑んだ本書の制作秘話を、ブックライターとして活躍する著者の加藤道子さん、全編にイラストを描き下ろしたイラストレーターの深川優さん、担当編集者であるフリーエディターの谷口香織さんの3人が語り合った。

(聞き手=遊泳舎編集部)

年間40冊以上出版されている「文章の書き方」の本


左から谷口さん、加藤さん

――本書の企画はどのように生まれたのですか?

谷口 加藤さんがInstagramで毎日アップしている「文章の書き方のコツ」を以前から見ていました。長年編集者をやっていても、「あれ、この文章って合ってるのかな」と文章のちょっとした表現で迷うことが多くて。そんなとき加藤さんのInstagramを見ると、はっきりと良いか悪いかを書いてくれているので、それに救われていたんです。こんなに端的に言ってもらえるとやりやすいなって。それから文章の書き方をテーマにした本を作りたいなと思い、類書を色々と調べてみました。そうしたら、毎年40冊以上、過去3年だけでも120冊以上の新刊が出ていることがわかりました。それに、売れ筋ランキングの上位には常に文章関係の本があるから驚きました。

加藤 文章のハウツー本は需要がある。

谷口 そうなんです。文章が上手くなりたい人が多くて、さらに出版社もそれを知っているから、色んな出版社から色んな切り口の本が出ている。だから同じような本を出しても埋もれてしまう難しさもあるのですが、ジャンルとしては可能性を感じるので、ちゃんと作ればきっと読者に届く本になると思いました。そこから書店に何度も通って研究したんです。

加藤 この本は何刷で、おそらく何万部売れている、と写真入りのリストを作ってくれました。こんな編集者さん見たことない。この資料凄くないですか?


発売年や発行部数を調査し、書影入りでデザインの傾向なども分析

谷口 大きな書店なら本の入れ替わりも早いから最新の版も置いているだろうと思って、売り場で類書の奥付を見て増刷の回数を調べました。一日だけで終わらなくて何日も通っていると、自分が行くたび周りに書店員さんが増えている気がして、もしかして怪しくて疑われてるのかなって思いました(笑)。行く度にちゃんと本も買って帰るんだけど。

――苦労して作ったこのリストが、どのように企画に結びついていきましたか?

谷口 売れている本の傾向を見ると、3つくらいのタイプに分けられることがわかりました。1つ目は「文章がうまくなるポイント100」のようにポイントを箇条書きでまとめたもの。2つ目は著者が実績のある有名人で、「こういう風に書くといいですよ」と語っているエッセイ的なもの。3つ目はストーリーで読ませるものです。一番多いのが1つ目で、次に多いのが2つ目、3つ目は少なくて。そこで、幅広いターゲットに届きそうな1つ目と、個性的で面白く読み進められる3つ目を合わせたら、強い企画ができると思いました。自分の中でそこまで整理できたので、ひとまず加藤さんに会うことに。

「母と娘」から「夜間学校」へ

谷口 「こんな本を作りたいけど、どうやって物語にしていこう」と話をしました。加藤さんは娘さんがいるので書きやすいかなと、最初は母と娘の設定にしようと思っていたんですよね。

加藤 女性で起業している率が一番高いのが40代なんです。起業してSNSで発信するときに「なんて書いたらいいのかわからない」という悩みが多く、起業家の著者さんたちからも「起業家の女性に向けた文章の本を書いた方がいい」と言われてたんですよ。それもあって、起業したくてSNSの発信で困っているお母さんと、ビジネス文章の基本を学びたい就職したばかりの娘の話を並行して進める構成を考えていました。

――完成した本書とは全く異なるイメージですね。どのタイミングで現在の形になったのでしょうか?

加藤 京都の会議ですね。

谷口 ひとまず母と娘の両主人公で物語を作っていくことが決まり、本のデザイナーを決めることにしました。デザインは林真さん(vond°)にお願いしたいと思っていましたが、林さんは現在京都に住んでいるから、会って打ち合わせができない。そのことを加藤さんに話したら、「え、行きましょうよ?」って普通に言われて。それが衝撃でした。

加藤 あー、そうなんだ。

谷口 出産後は物理的に家を長時間空けられなかったのと、コロナ禍以降、リモートで本を作ってたから、その発想がなくなっていたんだなとはっとしました。でも、会ったからこそできる細かいやりとりも確実にあるので。で、実際に京都に行ったんです。そのときに、「大人にとっての面白いってなんだろう」と3人で話しました。林さんが言っていた映画の話が印象的でした。

加藤 『Shall we ダンス?』。

谷口 ああ、そうそう。大の大人が夢中になって頑張ることが、滑稽なんだけど、応援したくなる。まさにそれだ、でもどうやって作ろう、と色々話しました。

加藤 色んな人が出てきた方がいいだろうという話になって。たとえば夜間学校なら、色んな職種でも使える文章の書き方を発信できるのではないかと思いました。引きこもりになってしまった高校生がいたり、大学生を目指しているおじさんやおばさんがいたりと、色んな人が登場する。それがいいなと。

谷口 「夜間学校」も面白いアイデアでしたね。

加藤 それなら先生がいた方がいいという話になり、金八先生みたいなキャラの立った先生が面白おかしく教えるような設定を考えていました。

イラストから生まれるアイデア

――企画のイメージが「学校」に近づいてきましたね。本書の特徴でもある「80年代っぽさ」はどこから来たのですか?

加藤 デザイナーの林さんが、イラストレーターさんの候補を3人挙げてくださったんです。林さんは深川さん推し。で、私と谷口さんも第一希望は深川さんでした。(版元の)遊泳舎も深川さんを選び、結果的に全員一致で深川さんになりました。

谷口 私たちの中では、京都での打ち合わせの時点で、もう深川さんにお願いすることは決めていたんです。深川さんのイラストありきで設定やキャラクターも考え始めていたから「断られたらまずい、全部白紙だ」と思っていました。80年代っぽいアイデアがどんどん生まれたのは、深川さんの絵からのインスピレーションです。

加藤 深川さんの年齢も知らないので、会ってみて「金八先生とか知りません」って言われたらどうしようと話してましたね。

谷口 そうそう。京都での打ち合わせが終わり、ようやく深川さんにお会いしました。

深川 はい、そこで会いましたね。これまで女性のキャラクターが中心のイラストを描いていたので、「金八先生のような先生を中心にしちゃうと……」という話をしました。

加藤 男性をあまり描かないっていうのがまた、逆に良かったポイントかもしれません。そこで女子校が出てきたんですよね。

谷口 私も加藤さんも林さんも、とにかく深川さんの絵が魅力的だから、ストーリーに合わせて絵を変えるより、深川さんが描きたいものをとにかく描いてもらい、ストーリーを合わせるつもりでいました。


完成形は女子校を舞台に、文章×イラストによって展開する構成に

「例文で笑わせる本」があったら面白い

――深川さんは今回のような全編イラストを担当する本は初めてですか?

深川 装画や、別のタッチで挿絵を担当したことはあったんですけど、今回のタッチで一冊描いたのは初めてです。

――企画の話が来たときはどういう気持ちでしたか?

深川 どのくらいの点数を描かないといけないんだろう、と思いました。他の仕事や展示の予定も決まっていたので、その辺のスケジュールがどうなるかが一番心配でした。

――解説文と例文、そしてイラストが絡み合う構成ですが、制作の流れはどのように?

谷口 以前担当した『名前のないことば辞典』(遊泳舎)で、例文でストーリーを作ったことがあり、上手くハマった感覚があったので、今回も例文でストーリーを作ったら面白いかなと思いました。まさか読者は例文で笑わせてきたり感動させてきたりするなんて思ってないから、気が緩んでいるところに面白いことが差し込まれてきたら、期待してない分笑えるんじゃないかなと。まずは解説文のベースとなる加藤さんのInstagramの投稿をとりあえず全部プリントアウトして、章ごとに振り分けることにしました。

深川 凄い作業ですね。

谷口 100枚以上ある仕分け作業だから、打ち合わせの場でやるより一人でやった方がいいんじゃないかと思ってたけど、加藤さんに見せたら1秒で判断していくから驚きました。

加藤 「そんなの今できるよ、30分で終わるよ」って言って(笑)。

谷口 類書を研究すると、文章の書き方のコツは、大きく3つに分けられることに気がついたんです。「ひらがなと漢字は書き分けましょう」のような、知っておくだけでいい情報。それから「一文は60文字以内で書く」のような、ちょっと頭を使うコツ。最後に、自分の頭で考えて言葉を生み出さないと書けないもの。この3つに仕分けをして、実際に加藤さんに例文も含めて執筆をお願いしたんですよね。

――執筆の際に、気をつけた点はありますか?

加藤 自分が面白くても人が見たら面白いかどうかは分からないので、やっぱり内輪ウケになるのは避けたかった。また、いつも作っている自己啓発書ではないから、そういう書き方はしないでくださいと言われていました。あとは例文のストーリーをつなげるのが難しかったです。

谷口 1章の原稿をもらったときに、解説は全部バッチリでした。例文も一つ一つは面白いんですが、ストーリーをつなげる部分が上手く伝わっていなかったなと思いました。もう一度加藤さんと会って話し合い、キャラクターごとの設定を肉付けしていきました。

加藤 最初は共学のつもりだったけど、隣の学校に男子校がある設定に変えたりね。

谷口 主人公のキャラクター3人は、実際にいるアイドルをモデルにしました。それぞれ箇条書きで「順子はぶりっ子」「薫は個性があって一匹狼」と、イメージを挙げていき、友人関係や家族構成などの細かい設定を固めていきました。また、それぞれの主人公の物語に恋や夢といったテーマを設定しました。

加藤 1章は「漢字とひらがなを書き分ける」など割と自由に例文を作りやすい項目が多かったのですが、後半になるにつれて具体的な書き方になってくるから、例文を作るのが難しかったですね。

谷口 そう。ねじれ文章や、「い抜き」「ら抜き」など、例文に合わせていくのが難しかった。呼応の副詞だったら「決して~ない」の中にストーリーを作る必要があるので、とにかく縛られて大変でしたね。

80年代アイドルをモデルにしたキャラクター。こだわりは細部まで

加藤 私は普段作っている本で挿絵を入れるときは、自分でラフを書いて「こんな感じで」と伝えているので、今回の本で谷口さんが「深川さんにお任せする」と言ったときに、どうなるのか気になりました。

深川 「お任せ」ではありましたが、キャラクターはそれぞれ実在するアイドルを挙げていただきました。たとえば順子の場合、(髪型の参考にした)「聖子ちゃんカット」が時期によって膨らみのサイズが違うため、どこに合わせるかは悩みました。ラフの段階では長さや大きさがバラバラだったので、最終的に調整する必要があって、なかなか苦労しました。

谷口 最初にイメージラフを3枚送ってもらって、方向性を確認して、順子ちゃんは内股にしましょうとか、鉛筆を持っている指の形が違うとか、細かいところを確認したのは覚えています。

加藤 ラフの段階で深川さんが描いたものは、谷口さんから見てほぼOK? 描き直してもらったものもある?

深川 細かいところだけですよね。

谷口 そうですね。花やしきが舞台のイラストで、花やしきには観覧車がないから違う背景にして欲しいとか、そういう細かい点はあったけど、一からダメだと感じたものはなかったですね。あと、服装は結構注文したかもしれません。薫ちゃんはオシャレな設定だから、80年代当時の写真を送って、「この服装にしてください」みたいなことを言いました。あと、おばあちゃんの服は、いつもヒョウ柄なんですが、ワンピースだったりスウェットだったり、全部ちがう服にしてくださいとか(笑)。

深川 一応、本番で使ったイラストを持ってきたんですよ。


実際に使用した、着色前の原画

谷口 これ、鉛筆で描いてるんですよね? 髪の毛描くだけでもかなり時間かかりません?

深川 そうなんですよね。髪の毛にはこだわっちゃったんで。

加藤 色をつけるときはどんな作業なんですか?

深川 色はこれをPCにスキャンして、画面上でどんな色にするか決めてから、一回アナログで出力して、貼ってるんですよ。紙の質感が出るように、ざらざらした紙で。

谷口 ということは、ここまで清書を描いただけで終わってないわけじゃないですか。ここからまた一仕事。

加藤 果てしない。めまいがしますね。

深川 ラフのときはもっと大まかに描いているので、そこから人のラインがおかしくないか自分でポーズを取ってみたりして、おかしいところがあったら描き直すみたいな作業もしました。

谷口 このタッチでこの量のイラストを描いたのは今回が初めて?

深川 そうですね。

谷口 ということは、一回経験してしまったわけじゃないですか。もし、これをもう一度やるとなると、怖くないですか?

深川 でも、一冊になる喜びの方が大きいですね。形として残るので、それが一番やりがいがあります。

加藤 深川さんのイラストは、発想が凄いんですよね。ラフは良く考えて描いているのか、それともパッと思いついて描いているのか……。

深川 全部じっくり考えています。解説と例文、両方の要素を入れ込んで、できるだけリンクした絵にしたいと思っていました。

書店の売り場と同時に、読者の手に渡った場面を考える

――独特なタイトル『私立文章女学院』はどのように生まれたのですか?

谷口 これは、デザイナーの林さんのセンスです。林さんが校章をカバーに入れたいって言って、タイトルも提案してくれました。でも、インパクトはあるけど、内容がわかりにくいタイトルなので、遊泳舎にそのまま伝えても通らないだろうなと思っていました。

――社内でも「~の教科書」や「~手帳」など色んなパターンのタイトルを検討していましたが、どれもありきたりなタイトルになってしまう。悩んでいたときにこのタイトルが上がってきたので、「これしかない」と思いましたね。

谷口 帯コピーの「もし、女子校に「文章」の授業があったら」をサブタイトルに入れるか迷っていたんですけど、遊泳舎とも相談し、シンプルな今のタイトルに決まりました。帯のサブコピー「3人の高校生と学ぶ「文章のきほん100」」に関しては遊泳舎の案をベースに、表4の内容は加藤さんのアイデアをベースにして、それぞれ上手くハマったんです。

加藤 苦戦する感じじゃなくて、ポンポンって決まりましたね。普通はタイトルとか最後まで悩みますけど、すんなりと。

深川 帯も透けているように見えて良いですよね。

谷口 実際は透ける紙ではなくて、そういうデザインなんですよね。実はこれにも理由があって、カバーと帯の紙を同じにして、共刷りにすることで予算を少し浮かせて、その分製本に予算を回すことができました。一般的な本はページをしっかり開きすぎると落丁してしまうリスクがあるのですが、今回はPUR製本という、しっかりと開ける製本になっています。繰り返し読む本ですし、文章を書いている最中に開いたまま机に置くことも想定しています。

――読者の手に渡った後のシーンも想像するわけですね。他にデザイン周りで配慮した部分はありますか?

谷口 今回、カバーの用紙にマットPPという加工を行っています。PPをかけることで紙の質感が失われてつるつるになってしまうので、普段は風合いのある紙を使って、PPをかけずに紙質を活かす本を多く作っています。ただ、今回は白いデザインの本だったので、どうしても汚れやすくなってしまうと遊泳舎から指摘がありました。そこで林さんとも相談して、現在の形にたどり着きました。マットPPにした上で箔押しをするのは初めての試みでしたが、結果的によりレトロな雰囲気が出て、最初に想像していた以上の出来上がりになったと思います。

学びたくても学べない人の「最初の一冊目」に

――「自分は3年生の明美ちゃんのつもりでいたけど、意外と1年生の順子ちゃんの章で知らないことも多かった」との声がありました。入門書としてはもちろん、長く使い続けられる本でもありますね。

谷口 「まず最初に」などの二重表現は、気づかずに使いがちですよね。私は、人の原稿を読む時は「~という」のオンパレードは必ず直します。つい書いちゃうので、どんどん消していく。

加藤 私も「~という」は癖で、最後に消しています。

谷口 「強調語を使わない」のも、意識するようになりました。「とても」とか「非常に」とか、なくても通じるものは省いています。大袈裟になりすぎるので。

加藤 「ですます調」と「である調」があることすら知らない子も本当にいる。特に1章の順子ちゃんのページは、基本の「き」ばかりです。

谷口 「文章は小5でも読めるように書く」と本の中で書いている通り、下は小学5年生ぐらいから、上は年齢制限なく読んで欲しいなと思います。文章を書くときは賢く見せたくてついみんなが使わない格言や漢字を入れたくなるけど、実はそれが読みづらい原因になっていたり、かえってカッコ悪く見えたりすることがあるんです。遊泳舎がこの本の紹介で「服を買いに行く服がない人のため」と表現していたのが、まさにその通りだなと。

――そもそも文章を書けない人は、文章がうまくなるための本を読むハードルも高いですよね。

谷口 本当にそうだと思います。学びたくても学べない状況ですよね。文章のことを知りたいんだけど、分厚い文章の書き方の本を手に取れない。読める気がしない。そういう人にとって最初の一冊目としてぴったりの本だと思います。

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著者プロフィール

加藤道子(かとう・みちこ)
ライター。東京生まれ。広告代理店、出版社を経て32歳でフリーランスに。編集協力としての代表作に『20代を無難に生きるな』『30代を無駄に生きるな』『40代をあきらめて生きるな』(永松茂之著・きずな出版)があり、シリーズ累計20万部を突破。育てたライターは250人以上。年間約10冊の本に携わり、手がけた本は100冊を超える。2022年、初の著作として制作に携わった『「わたし」を見つけた女たち』(Rashisa出版)は、海外での発売も決定。

深川優(ふかがわ・ゆう)
イラストレーター。滋賀育ち神奈川在住。武蔵野美術大学卒業。人物イラストを中心に広告・書籍・雑誌など様々な媒体で活動中。主な装画に『うまれることば、しぬことば』(集英社)、『あのこは美人』(早川書房)、『おんなのじかん』(新潮社)などがある。ギャラリールモンドにて2016年「待ちあわせ」、2018年「あいちゃん」、2020年「東京」個展を開催。2022年は東京・ギャラリールモンドと京都・haku kyotoの2か所で個展「いけず石」を開催。

遊泳舎
2022年12月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

遊泳舎

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