「新月」「満月」を制する者が、運を手に入れる?――「時を味方につける方法」を教えます。

イベントレポート

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去る、2017年1月12日、『願いがかなう・目標が実現する「運のいい日」がわかる本』(日本実業出版社刊)の出版記念講演が行なわれました。

著者の柳川隆洸(やながわ・りゅうこう)氏が語ったのは、占星術をベースにした「時を味方につける方法」。他にも「運のいい日」のみつけ方や、目標が実現するためのスタート日設定のポイントなど、新しい気づきが満載の時間となりました。ここでは、そのイベントの一部をお届けします。(文責:日本実業出版社)

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司会:みなさん、本日はお集まりいただきましてありがとうございます。

今回のイベントで登壇される、柳川隆洸先生はアパレル会社取締役を経て独立。その後、これまで自身のビジネスで活用していた占星術をベースにしたコンサルティングサービスの提供を開始しました。

完全紹介制で始めた占星術セッションは口コミで評判がひろまり、著名人や経営者など各界のリーダーをはじめ、1,000名以上に対して行なわれるなど、人気を博しています。本日はお忍びでセッションを受けている気分で、柳川先生の講演会をお聞きいただければと思います。

では柳川先生、お願いいたします!

(会場拍手)

「運のいい人」は「時の力」を活用する

はじめまして、柳川隆洸と申します。本日はおいでいただきありがとうございます。

まず、みなさんに質問です。あなたは自分が「運がいい」と思いますか? それとも「運が悪い」と思いますか?

本書で、僕が一番いいたかったことは「運のいい人生」を送るには「時の力」を活用する必要があるということなんです。

昔、中国の儒学者である孟子は、大事を成し遂げるには、「天・地・人(天の時・地の利・人の和)」という3つの要素を揃える必要があると説いていました。

「地の利」とは、ビジネスでいえば商売の場所をどこに置くか。「人の和」はスタッフや仲間といった、人と人とのあり方。この2つに対して「天の時」とは、目に見えない「宇宙のタイミング=時の力」を指しています。

占星術とは、この「天の時」を味方につけることで、願い事や、目標を実現しやすい方向へと導くツールです。たとえば、昔の人は、天体の動きを見て、国のまつりごとをいつ行なうか、いつ他国に攻め込むべきかといった判断を行なっていました。

このように4000年以上前から帝王学として用いられている占星術ですが、現代においては「非論理的なもの」というように考えられていて、学問として活用されることが少なくなっています。しかし私たちが何の気なしに「タイミングがいい・悪い」というように、「タイミングの良し悪し」が実際に「運の良し悪し」につながっているのを、感じられる場面も多々あるのではないでしょうか。

今日は簡単にですが、そんな「時の力」を使って、みなさんの目標を実現していただくための方法をお話しいたします。

時のリズムにのるには、月のリズムを知ることが重要

時のリズムにのるために気にしていただきたいポイントの1つが、「月の運行リズム」に合った行動をとることです。

いま、世界中で暦として使われているのは、1日が毎月の始まりとなるグレゴリオ歴です。これが悪いものというわけではないのですが、実は、人間が生きていくうえでの自然のリズムを無視した、極めて「人工的」な暦なんです。

たとえば、毎月1日をキックオフミーティングに設定し、このタイミングで月間目標を掲げる会社も多いと思います。しかし、私たちの気持ちとしては、必ずしも「1日」という日が新しい気持ちでやる気に満ちたものではないことを実感されていますよね。

では、1ヶ月単位で人間が「今月も頑張ろう!」と思えるタイミングはいつでしょう?

それは「新月」の日になります。

具体的には、毎月のスタートを「新月」の日とし、約2週間後におとずれる「満月」のタイミングでそれまでの結果を振り返り、次の新月までに改善案を実行する。これが私たちにとって自然な、時のリズムにのる方法です。

新月というのは、月が太陽に最も近づく位置なので、エネルギーが満タンです。逆に満月は、月が太陽から最も離れているので、エネルギーが不足している状態といえます。この「月の運行リズム」をもとに、行動することをおすすめします。

日本実業出版社
2017年1月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

日本実業出版社

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