曽野綾子の新刊がランクイン 「納得して死ぬ」ためにはどうればよいのか?

ニュース

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 6月5日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『漫画 君たちはどう生きるか』が獲得した。
 第2位は『大家さんと僕』。第3位は『夫の後始末』となった。

 4位以下で注目は10位に初ランクインした『納得して死ぬという人間の務めについて』。3位の『夫の後始末』の著者でもある作家の曽野綾子さんによるエッセイ。夫の故・三浦朱門さんの介護中から、昨年2月に三浦さんを亡くした後まで、死と「死までの生」について考え続けた2年間の考察を一冊にまとめた書籍だ。同書の帯には「利己的で不機嫌な老人になるか 明るく楽しい老人になるか。いかに最後の日を送るかを決めるのは 死んでからじゃ遅い」と綴られており、死と真正面から向き合い、残された時間を認識し、それまでをどう生きるか考えることが重要であると説いている。

 5月18日「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)に出演した曽野さんは一年一ヶ月に及んだ老老介護の日々をふりかえりながら、夫の死と向き合うなかで「自分の人生をどのように終わらせるか?」という思いに達したと解説し、本書でも述べられている「納得して死ぬ」ための身の処し方を語った。

1位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

2位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの”二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。泣き笑い、奇跡の実話漫画。(新潮社ウェブサイトより)

3位『夫の後始末』曽野綾子[著](講談社)

夫・三浦朱門はある日、崩れるように倒れた。短い検査入院の間に、私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。その時から、一応覚悟を決めたのである。夫にはできれば死ぬまで自宅で普通の暮らしをしてもらう。そのために私が介護人になる――。(講談社ウェブサイトより)

4位『東大ナゾトレ 東京大学謎解き制作集団AnotherVisionからの挑戦状(5)』東京大学謎解き制作集団AnotherVision[編](扶桑社)

5位『君たちはどう生きるか』吉野源三郎[著](マガジンハウス)

6位『真夜中乙女戦争』F[著](KADOKAWA)

7位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

8位『愛することば あなたへ』瀬戸内寂聴[著](光文社)

9位『ほどよく距離を置きなさい』湯川久子[著](サンマーク出版)

10位『納得して死ぬという人間の務めについて』曽野綾子[著](KADOKAWA)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 6月5日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年6月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加