世界のニュースを日本人は何も知らない? 全然違うトップニュースに注目した一冊

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 3月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』が獲得した。
 第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『空気を読む脳』となった。

 4位以下で注目は10位の『世界のニュースを日本人は何も知らない』。ロンドン在住のITコンサルタント・谷本真由美さんが日本のメディアではあまり報道されない世界の“トップニュース”を解説した一冊。世界各地で就労経験のある著者が各地で大きな話題となっている出来事と日本のトップニュースを対比。各国の習慣や考え方にまで踏み込み解説しており、世界各国の印象がガラリと変わると話題だ。新型コロナウイルスの影響で世界のニュースに接する機会が増えるなか、日本経済新聞等の新聞広告で大きな注目を集め10万部を突破しランクインとなった。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』橋下徹[著](PHP研究所)

16万部突破『実行力』第2弾。大阪府知事・市長時代、並みいる反対派や年上の部下とどう交渉し大改革を進めていったのか。人を動かす・人に強くなる全極意。(PHP研究所ウェブサイトより)

2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『空気を読む脳』中野信子[著](講談社)

職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか?中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解く。(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』大木毅[著](岩波書店)

5位『知的再武装 60のヒント』池上彰、佐藤優[著](文藝春秋)

6位『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』田坂広志[著](光文社)

7位『異端のすすめ 強みを武器にする生き方』橋下徹[著](SBクリエイティブ)

8位『一切なりゆき 樹木希林のことば』樹木希林[著](文藝春秋)

9位『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』マルクス・ガブリエル[著]大野和基[訳](PHP研究所)

10位『世界のニュースを日本人は何も知らない』谷本真由美[著](ワニブックス)

■新書 ノベルスランキング

1位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

2位『鬼滅の刃 片羽の蝶』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

3位『覇権交代(8)香港ジレンマ』大石英司[著](中央公論新社)

4位『愛と殺意の津軽三味線 新装版』西村京太郎[著](中央公論新社)

5位『約束のネバーランド ママたちの追想曲』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

6位『十津川警部「狂気」 新装版』西村京太郎[著](中央公論新社)

7位『十津川警部 殺意の交錯』西村京太郎[著](徳間書店)

8位『逆襲の帝国艦隊(1)日米一年戦争』中岡潤一郎[著](電波社)

9位『西日本鉄道殺人事件』西村京太郎[著](新潮社)

10位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 3月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年3月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク