ホリエモンが説く『ハッタリの流儀』とは[ビジネス書ベストセラー]

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 7月17日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『心。』が獲得した。
 第2位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』。第3位は『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』となった。

 4位以下で注目は9位に初登場の『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』。しばしば過激な言動で注目を集める堀江貴文さんの刺激的なタイトルの最新刊。民間ロケットビジネスに挑戦し、3度めの挑戦で日本初の自社開発ロケットで宇宙到達という快挙を成し遂げるなど、夢を叶え続けるホリエモン流の成功哲学が詰まった一冊。「ハッタリ」というと聞こえは悪いが、無謀な挑戦を掲げることで人々の注目を集めチャンスを導く。それは同時に自分自身の退路を立つこととなり覚悟ができる。さらにその大言壮語の「辻褄」を合わせるうちに実力と信用がついてくると説く。大胆な挑戦に尻込みしてしまう人に勇気を与えてくれる一冊だ。

1位『心。』稲盛和夫[著](サンマーク出版)

「経営のカリスマ」稲盛和夫氏の人生の集大成、ついに刊行! ミリオンセラー『生き方』待望の続編が、15年の時を経て刊行! すべては“心”に始まり、“心”に終わる。(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)

2位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド[著](日経BP社)

教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介 本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。 (日経BPウェブサイトより抜粋)

3位『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』ロルフ・ドベリ[著]安原実津[訳](サンマーク出版)

簡単に揺らぐことのない幸せな人生を手に入れるための「52の思考法」(サンマーク出版ウェブサイトより)

4位『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』堀江貴文[著](マガジンハウス)

5位『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』ヤニス・バルファキス[著]関 美和[訳](ダイヤモンド社)

6位『一つの事に魂を売れ! ブチ抜く力』与沢 翼[著](扶桑社)

7位『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎[著]古賀史健[著](ダイヤモンド社)

8位『東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』西成活裕[著](かんき出版)

9位『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』堀江貴文[著](幻冬舎)

10位『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン[著](扶桑社)

〈単行本 ビジネス書ランキング 7月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2019年7月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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