「死」が身近になった今、五木寛之が提示する「心が晴れるヒント」とは[新書ベストセラー]

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 9月1日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』が獲得した。
 第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『コロナ後の世界』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『死の教科書 心が晴れる48のヒント』。新型コロナウイルス感染症が蔓延したこの春、多くの人が手にとった『大河の一滴』(幻冬舎)の著者・五木寛之さんによる問答集。『大河の一滴』では人生は苦しみと絶望の連続であると諦め、覚悟を決めたときに真の希望と勇気が訪れると説いた五木さんが、今作でも生と死のあり方について語っている。自分自身の死や大切な人の死とどう向き合うべきか。災害や病気、戦争や事故など、日常のすぐ脇にある死。新型コロナウイルス感染症の流行でより死が身近になった今、五木さんの言葉は心安らかに毎日を過ごすためのヒントとなるだろう。

1位『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』出口治明[著](講談社)

「還暦からの」と銘打ってますが、還暦未満のあなたにもきっと役立つ。人生100年時代をパワフルに行動するための出口流初の人生指南!! 人生の楽しみは喜怒哀楽で決まります! こんな時代だからこそ、元気にいきましょう! 本書には出口さんのように元気に生きるヒントが満載です。(講談社ウェブサイトより)

2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『コロナ後の世界』ジャレド・ダイアモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン 他[著](文藝春秋)

新型コロナウイルスが国境を越えて感染を拡大させる中、現代最高峰の知性6人に緊急インタビューを行い、世界と日本の行く末について問うた。 このパンデミックは人類の歴史にどんな影響を及ぼすのか? これから我々はどんな未来に立ち向かうのか? 世界史的・文明論的な観点から、冷静かつ大胆に2020年代を予測する。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』瀧本哲史[著](星海社発行/講談社発売)

5位『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』鴻上尚史、佐藤直樹[著](講談社)

6位『性からよむ江戸時代 生活の現場から』沢山美果子[著](岩波書店)

7位『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』望月衣塑子[著]佐高 信[著](講談社)

8位『死の教科書 心が晴れる48のヒント』五木寛之[著](宝島社)

9位『なんのために学ぶのか』池上 彰[著](SBクリエイティブ)

10位『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』庭田杏珠[著]渡邉英徳[著](光文社)

〈新書ランキング 9月1日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年9月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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