絵本屋さん大賞を受賞したヨシタケシンスケ『あんなに あんなに』 全文が読める動画が期間限定無料公開中[ノンフィクション・ライトエッセイベストセラー]

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 1月18日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『あんなに あんなに』が獲得した。
 第2位は『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブック』。第3位は『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』となった。

 1位の『あんなに あんなに』は2021年12月28日に発表された、「第14回MOE絵本屋さん大賞2021」で1位を獲得し昨年末から大きな話題となっている。同作は子どもと家族の「あんなに○○だったのに」をテーマにしたやさしい絵本。成長していく子どもと親の泣き笑いを描いた可笑しくも愛おしい一冊となっている。発行元のポプラ社は21年10月より動画形式で全文を無料公開し大きな話題となった。動画はポプラ社公式YouTubeチャンネルで今年の10月31日までの期間限定で公開中。気になった方はまずは動画でヨシタケさんの世界観を覗いてみよう。

1位『あんなに あんなに』ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケによる、こどもと昔こどもだったすべての人に届けたい、家族に寄り添う優しい絵本。(ポプラ社ウェブサイトより)

2位『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブック』(主婦と生活社)

すみっコぐらしのアニメーション映画、第2弾!「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」のお話がぜんぶ読めちゃうストーリーブック。フルカラーでイラストもい?っぱい♪お話の漢字はすべてふりがな付きです☆(主婦と生活社ウェブサイトより)

3位『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』鈴木忠平[著](文藝春秋)

なぜ 語らないのか。なぜ 俯いて歩くのか。なぜ いつも独りなのか。そしてなぜ 嫌われるのか――。中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、異端の名将の実像に迫る。「週刊文春」連載時より大反響の傑作ノンフィクション、遂に書籍化!(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』樋口恵子[著](中央公論新社)

5位『すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険』山本健人[著](ダイヤモンド社)

6位『絵本 すみっコぐらし いつでもとなりに』よこみぞゆり[絵と文](主婦と生活社)

7位『「育ちがいい人」だけが知っていること』諏内えみ[著](ダイヤモンド社)

8位『私は私』斎藤一人[著](サンマーク出版)

9位『星ひとみの天星術』星ひとみ[著](幻冬舎)

10位『うちの猫がまた変なことしてる。6』卵山玉子[著](KADOKAWA)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 1月18日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年1月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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