「君ならなんだってできる!」「野球しようぜ!」大谷翔平の半生を描いた絵本が売れている 売上の一部は寄付も[児童書ベストセラー]

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 3月26日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『大ピンチずかん2』が獲得した。
 第2位は『おしりたんてい あらたなる かいとう』。第3位は『大ピンチずかん』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』。MLBで活躍する大谷翔平選手の半生を描いた絵本。「夢をもつ素晴らしさ」を語り、「君ならなんだってできる!!」と、挑戦する子どもたちの背中を押してくれる一冊となっている。巻末には子ども目線のインタビューの他、手形やデータを網羅した「大谷翔平しんぶん」も収録されている。同書は3月20日に韓国で行われたドジャースの今シーズン開幕戦に合わせて刊行された。また大谷選手と世界文化社は共同で同書の売上の一部を日本赤十字社に寄付するという。

1位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ[作](小学館)

子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?(小学館ウェブサイトより)

2位『おしりたんてい あらたなる かいとう』トロル[さく・え](ポプラ社)

かいとうアカデミーに新たなかいとうが現れた。彼のミッションは、世の中を「かわいい」で支配している会社SUANAから、彼らがごまかし、ため込んでいる莫大な売上金を盗むこと。しかしSUANAのセキュリティはかたく、かいとうたちは、苦戦をしながらも会社の内部までたどり着くが……。(ポプラ社ウェブサイトより)

3位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)

4位『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』とりごえこうじ[文]山田花菜[絵](世界文化ワンダーグループ)

5位『四つ子ぐらし(17) 子猫と犬がやってきた!?』ひのひまり[作]佐倉おりこ[絵](KADOKAWA)

6位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

7位『パンどろぼうとほっかほっカー』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

8位『星のカービィ プププ温泉はいい湯だな♪の巻』高瀬美恵[作]苅野タウ[絵]ぽと[絵](KADOKAWA)

9位『最強王図鑑シリーズ 異種最強王図鑑 天界頂上決戦編』健部伸明[監修]なんばきび[イラスト]七海ルシア[イラスト](Gakken)

10位『ウタイテ!(7) スカイライトVSライバルグループ 運命の対決スタート!』*あいら*[著]茶乃ひなの[絵](スターツ出版)

〈児童書ランキング 3月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年3月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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