「キングダム」最新72巻がベストセラー1位に初登場 ハードカバーの完全版も発売中 「修羅の刻」酒呑童子編もランクイン[コミックスベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 5月21日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『キングダム 72』が獲得した。
 第2位は『ブルーロック(29)』。第3位は『黄泉のツガイ 7』となった。

 1位の『キングダム 72』は前巻から3ヶ月を空けての最新巻。「キングダム」は累計発行部数1億部を突破した超人気作だが、巻数が多く今から読み始めるのもなかなかハードルが高い。そんな読者のために今年3月より1冊につきコミックス2巻分を収録した完全版の刊行もはじまった。完全版はコミックスよりも大判のA5サイズでハードカバー、カラーページや作者自身による解説も含まれており、より物語の理解が進む。お笑い芸人による強力なオススメなどで興味はあるものの……、と手を出せずにいた読者の方はそちらを手にとってみてはいかがだろう。完全版は現在6巻まで発売されている。

 4位以下で注目は6位に初登場の『修羅の刻(21)』。川原正敏さんによる人気格闘マンガ「修羅の門」の外伝、最新巻。「修羅の門」の主人公が伝承する武術の流派・陸奥圓明流が、様々な時代の陰で活躍する姿を描く。最新21巻と前巻は平安の世が舞台。平安の京を震えあがらせた鬼・酒呑童子伝説と陸奥圓明流の関係を描く。酒呑童子編の続巻22巻も6月17日に発売される。

1位『キングダム 72』原泰久[著](集英社)

激突!王翦軍vs青歌軍 紀元前232年 番吾の戦い “宜安”の雪辱を懸けて臨む第二次趙北部攻略戦。総大将・王翦のもと、秦軍は総勢25万の兵を揃え番吾へと向かう。開戦早々、亜光を討ちに前線へ現れた李牧を追い、敵地深くまで突き進む信だが…!?一方、中央では司馬尚率いる青歌軍が進撃を開始し…!?(集英社ウェブサイトより)

2位『ブルーロック(29)』金城宗幸[原作]ノ村優介[漫画](講談社)

『新英雄大戦』最終戦がついにキックオフ!疾風怒濤の攻防の中、ロキ率いるフランスは、士道とシャルルが未知の攻撃を展開する。対するドイツは、フランスの猛襲を防ぐべく、覚醒間近のエゴイストたちが攻略にかかる!そしてカイザーと凛に狙われた潔は、己の“最高表現”を捻り出すべくゴール前へ!荒れ狂う魔境を突破して、流れを手繰り寄せる一撃をブチ込め!!(講談社ウェブサイトより)

3位『黄泉のツガイ 7』荒川弘[著](スクウェア・エニックス)

平穏を求め不穏が渡り来る「ただ普通に皆で笑って暮らしたいだけ」と新郷の元にさらわれたユルは自らの望みを語った。倉庫街では左右様とイワン、影森ゴンゾウ一行と新郷一派、影森屋敷では裏切者のアキオとガブちゃん達が激闘!ユルは新郷のツガイ”風神雷神”に制圧されるも、デラやアスマのツガイ”夜桜”の助けで脱出に成功。一方、囚われの偽アサの元にはアサが救出に現れ…!?身を尽くす、ただ心の為に。真贋真偽ツガイバトル、第7巻!!(スクウェア・エニックスウェブサイトより)

4位『MIX 22』あだち充[著](小学館)

5位『ワールドトリガー 27』葦原大介[著](集英社)

6位『修羅の刻(21)』川原正敏[著](講談社)

7位『転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ 24』進行諸島[原作] 彭傑[漫画](スクウェア・エニックス)

8位『呪術廻戦 26』芥見下々[著](集英社)

9位『女神のカフェテラス(15)』瀬尾公治[著](講談社)

10位『葬送のフリーレン 13』山田鐘人[原作]アベツカサ[作画](小学館)

〈コミックスランキング 5月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年5月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク