大岡信 『折々のうた』選 詩と歌謡
内容紹介
俗なものと退けられ不遇をかこつこと久しかった歌謡。「折々のうた」の魅力は、そうした名もなき作者の流行歌と、文学史上に名を残す作者の詩歌を隣り合せ、連綿とつらねる面白みにある。また、その連なりが大岡信の詩でもあった。「うたげ」に合す意志と「孤心」に還る意志と。二つの意志のせめぎ合いから生まれる豊穣なる詩歌の世界。
データ取得日:2024/04/25
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます
俗なものと退けられ不遇をかこつこと久しかった歌謡。「折々のうた」の魅力は、そうした名もなき作者の流行歌と、文学史上に名を残す作者の詩歌を隣り合せ、連綿とつらねる面白みにある。また、その連なりが大岡信の詩でもあった。「うたげ」に合す意志と「孤心」に還る意志と。二つの意志のせめぎ合いから生まれる豊穣なる詩歌の世界。
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