役者は一日にしてならず

役者は一日にしてならず

著者
春日 太一 [著]
出版社
小学館
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784093798693
発売日
2015/02/23
価格
1,650円(税込)

内容紹介

名優の仕事は、熱い。名優の言葉は、深い。

週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』初の書籍化。昨年死去した夏八木勲、蟹江敬三をはじめ、平幹二朗、松方弘樹、千葉真一、中村敦夫、林与一、近藤正臣、前田吟、平泉成、杉良太郎、綿引勝彦、伊吹吾郎、田村亮、風間杜夫、草刈正雄ら16人の名優が登場。名作の秘話、役作りの真髄を語り尽くす珠玉の役者論。
●「演じるほかに、道はなかった」――夏八木勲
●「セリフは、魂の叫びだ」――蟹江敬三
●「斬るときは、手首の力を抜け」――松方弘樹
●「スターはベンツに乗れ、役者は電車に乗れ」――平泉成
●「自己主張を消して、存在する」――平幹二朗
●「演技とは、ホテルの鍵穴から覗かれているようなものだ」――前田吟
●「日本のアクションを、変えてやる」――千葉真一
●「死には、美学がある」――杉良太郎
●「時代の妖怪で、あればいい」――近藤正臣
●「印籠には、持ち方がある」――伊吹吾郎
●「演技の間は、サッカーに似ている」――中村敦夫
●「仕事のないときこそ、芸に差が付く」――林与一
●「感情は、後払い」――綿引勝彦
●「セリフにも、表情がある」――風間杜夫 などなど金言の連続!

【編集担当からのおすすめ情報】
日本が誇る役者たちの「知られざる芸談」を聞き出したいという筆者の熱い思いから生まれた本企画。特に夏八木勲さん、蟹江敬三さんは生涯最後のロングインタビューとなりました。人生を演技にかけた男たちの仕事論は、どんな職業にも通じる「熱さ」が籠もっています。週刊ポスト連載時には収録できなかった未公開エピソード満載です。

データ取得日:2024/04/23  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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