レッド・プラトーン 14時間の死闘
- 著者
- クリントン・ロメシャ [著]/伏見威蕃 [訳]
- 出版社
- 早川書房
- ISBN
- 9784152097163
- 発売日
- 2017/10/18
- 価格
- 2,750円(税込)
内容紹介
奇襲、猛攻、全滅の危機迫る!
重武装のタリバン戦士300人に完全包囲された米軍部隊50人の運命は――。アフガン戦争史上、最悪の戦闘を生き延びた兵士が語る極限の戦記ノンフィクション。
《NYタイムズ》ベストセラー&ソニー・ピクチャーズ映画化!
アフガニスタン北東部の山岳地帯に位置するアメリカ陸軍の戦闘前哨(COP)キーティング。この小規模な米軍陣地は、急峻な山々に囲まれた深い谷底にあり、敵の攻撃に対してきわめて脆弱な「死の罠」だった。
2009年10月3日の早朝、前哨に駐留していたレッド(プラトーン)を含む黒騎士中隊の兵士50人は、四方からにわかに沸き起こった猛烈な銃火器の発射音に眠りを破られた。キーティングは、300人を超えるタリバン部隊による、かつてない規模の奇襲を受けたのだ。
綿密に練られた襲撃計画、鉄壁の包囲網、絶え間なく降りそそぐ銃砲火を前に、友軍のアフガニスタン国軍は敵前逃亡、米兵たちは次々と斃れていく。そのとき、無線から切迫した声が響いた。「敵兵が鉄条網内に侵入!」
孤立無援の兵士たちに、絶体絶命の危機が迫る。一方、ロメシャ二等軍曹率いるレッド小隊の生き残りは、ひそかに反撃の機をうかがっていた――。苛烈な戦闘を生き延びた兵士が語る、息詰まる攻防の全記録。
データ取得日:2024/04/24