仁義なき幕末維新 われら賊軍の子孫

仁義なき幕末維新 われら賊軍の子孫

著者
菅原 文太 [著]/半藤 一利 [著]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784167909871
発売日
2017/12/05
価格
880円(税込)

内容紹介

「薩長がナンボのもんじゃい!」
暗殺!裏切り!報復!
敗者・西郷とアウトローの哀しみを語る、菅原文太の遺言対談。

菅原文太氏急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」がここに!
明治維新で敗れたばかりに“賊軍”とされた歴史のアウトローたちをめぐる、仁義なき幕末史。

「歴史の片隅に追いやられた敗者に惹かれる」と語る文太さん、
いまも続く「薩長史観」にもの申す昭和史家・半藤氏が、お互い賊軍の子孫として意気投合。
「賊軍」となった西郷隆盛、ニセ官軍として使い捨てにされた「赤報隊」相楽総三、
「幕末の四大人斬り」田中新兵衛、岡田以蔵、中村半次郎、河上彦斎――
明治維新の巨大な謎に挑む、歴史座談です。

【目次】
1 奥羽列藩同盟が見た儚い夢――望郷一番星
2 二心殿とお庭番の虚々実々――江戸頂上作戦
3 西郷隆盛 その大いなる誤算――城山憤死篇
4 相楽総三と赤報隊は偽官軍か――下諏訪地獄篇
5 虚空を斬ったテロリスト――謀殺惨殺篇
6 素晴しき明治維新という虚飾――完結篇

データ取得日:2024/05/05  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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