茶聖
内容紹介
真の芸術家か、戦国最大のフィクサーか――
安土桃山時代に「茶の湯」という一大文化を完成させ、天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えるも、非業の最期を遂げた千利休。革命的な価値創造への執念と矜持。わが死をもって「茶の湯」は永遠となる。その切腹の真相に迫る戦国大河ロマン。
戦場はたった二畳の茶室――。そこで繰り広げられる秀吉との緊迫の心理戦。門弟となった武将たちとの熱き人間ドラマ。愛妻、二人の息子たちとの胸に迫る家族愛。
史料を駆使して描き切る著者渾身、裏「太閤記」! 圧巻の読み応え。528ページ‼
データ取得日:2024/04/26