帆船軍艦の殺人
内容紹介
【第33回鮎川哲也賞受賞作】
辻真先
終盤で明らかとなるこの物語ならではの、
トリックにも感じ入った
東川篤哉
この舞台でのみ可能なトリックがあって大いに関心した
麻耶雄嵩
敵艦との交戦などストーリー的に盛り上げるべきところは
盛り上げ、しかもきちんとトリックに関与している。
正賞受賞にふさわしい
海上を征く巨大な“密室”で相次ぐ人知を超えた不可能犯罪
【第33回鮎川哲也賞受賞作】十八世紀末、フランスと交戦状態にある英国海軍は常に兵士不足だった。強制徴募された若者たちを乗せ、戦列艦ハルバート号は北海を目指すが、新月の夜に衆人環視下で水兵が何者かに殺害される事件を切っ掛けに、続けて不可解な殺人が発生。逃げ場のない船の中で、誰が、なぜ、そしてどうやって殺したのか? フランス軍との苛烈な戦いのさなか、軍艦という巨大な密室で相次ぐ不可能犯罪を描く第33回鮎川哲也賞受賞作。
データ取得日:2024/04/25
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