狸の匣
内容紹介
タ テ タ テという音がなったが、
人が戻った音でも 雨粒が落ちた音でもなく、
参列にきた狐が(意味も分からず)
狸の背をたたいているのである
(「柳田國男の死」)
幽明の、生物の、時空の境をこえ、詩想を自在に羽ばたかせる。2016年度現代詩手帖賞詩人による、待望の第1詩集。
データ取得日:2024/04/24
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます
タ テ タ テという音がなったが、
人が戻った音でも 雨粒が落ちた音でもなく、
参列にきた狐が(意味も分からず)
狸の背をたたいているのである
(「柳田國男の死」)
幽明の、生物の、時空の境をこえ、詩想を自在に羽ばたかせる。2016年度現代詩手帖賞詩人による、待望の第1詩集。
データ取得日:2024/04/24
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