つかれた日には鍋にキャベツとホロホロ鳥を放り込み
内容紹介
オランダ・アムステルダム、フランス・パリ、東京、そして九州。ホテルオークラ福岡の総料理長が、若き修業時代から今に至るまで、各地で出会った食の数々をしたためた、おいしいエッセイ集。著者自身が描いた味わいのある挿画も必見です。
「私はクタクタに煮た野菜が好きである」
「私は元来、ご飯の要らないパン派だ」
「研修時代、トリュフをこっそり丸ごと1個食べて『本物』を学んだ」
日本が世界をもてなす一流ホテルのフレンチレストランで腕を振るう総料理長の素顔を垣間見る31篇。美食家を唸らせる料理を生み出す著者の五感、食に対する情熱が綴られています。九州やヨーロッパの食文化も織り交ぜ、食欲も旅へ出かけたくなる“旅欲”も刺激。素顔の総料理長がすすめる、簡単でおいしい食べ方や作り方も紹介します。
1本のペンで料理を描いた挿画も著者が手がけました。著者は普段から、厨房で後輩シェフたちに料理の完成イメージ図を描いているそう。美しくクラシックなフランス料理を手がける著者の、画力にも注目。
データ取得日:2024/04/21
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