柳家喬太郎のヨーロッパ落語道中記
内容紹介
日本語が通じない土地で、「落語」は伝わるのか…?
柳家喬太郎が"落語未開の地"で見てきたこと全記録
「なんか、コペンハーゲンって東葉勝田台みたいだね」
人気落語家・柳家喬太郎が二ツ目の春風亭正太郎とともにデンマーク、アイルランド、英国、アイスランドをまわった落語ツアー。
「言葉の響きや語りのリズムを含めて“落語”のすべてを伝えたい!」という思いから、編み出された独自のスタイル「完全字幕らくご」を引っさげ、日本の伝統芸能はどう受けとめられるのか、どう伝えるべきかに向き合ったユニークな道中記です。
公演中や、現地の学生らとの異文化交流の様子、美しい欧州の街並みなどの写真も多数収録!
☆書き下ろしの『寝床』『うどんや』『反対俥』のあらすじを掲載
2017年11月14日。
僕、柳家喬太郎にとって初めての海外。
出発の朝。不安だらけな気持ちです。
まさか自分がヨーロッパにまで行くことになろうとは。
この旅、うまく行くのだろうか。
海外で僕の落語は受け入れられるのか。
(本文「第1章 デンマーク」より)
データ取得日:2024/04/23
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