世界の「今」を読み解く!【図解】新・地政学入門

世界の「今」を読み解く!【図解】新・地政学入門

著者
髙橋 洋一 [著]
出版社
あさ出版
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784866674216
発売日
2022/12/15
価格
1,650円(税込)

内容紹介

3万部突破!(2023/2/14時点)
YouTuberとしても活躍中(フォロワー数は84万人超/2023/2/10時点)の髙橋洋一氏による最新情報掲載。YouTubeでも情報発信中

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感想続々!大反響!
●この本を読むと、ロシアによるウクライナ侵攻も中国による台湾有事も日本にとって他人事ではないという危機感を持ってしまう。(50代 男性)
●国際政治や歴史に疎くても、世界が現在に至った過程の複雑さが良くわかった。(30代 女性)
●学校教育、マスコミやメディアだけの情報では得られない知見が記載されていました。(40代 女性)
●中国、ロシア、ヨーロッパ、アメリカの歴史、戦争の疑問や流れがわかりやすかったです。(20代 男性)

「地政学」とは、〝〈地理的な条件〉が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること″である。
これをひと言で定義するならば、「世界で起こってきた戦争の歴史を知る」になる。

地理的な条件とは、領土やその周辺地域のこと。
 領土といえば国同士が争い奪い合ってきたもの、つまり戦争がつきものだ。
 だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶことといえる。

 その国は地球上のどんな位置にあり、どんな地理的危機にさらされ、あるいは地理的好機に恵まれながら発展してきたか。
 地理的条件によって、一国の危機意識も戦略思考も何から何まで変わる。
 その国の性格、俗に「国民性」「お国柄」などと呼ばれるものの根幹にも、地理的条件が大きく関わっているといっても過言ではない。
 これら危機意識や戦略思考が目に見える形で現れるのが、戦争だ。
 置かれた地理的条件によって、それぞれの国の生き残りや発展をかけた野心が生まれ、そこから、さまざまな戦争が起こってきた。すべての戦争には、地理的条件による各国なりの「切実な事情」が絡んでいる。
 そうした戦争の歴史を知ることが地政学であり、この視点をもって世界を見つめてみることが、世界の深層をとらえる頭につながるのである。

データ取得日:2024/04/29  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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