我が子の発達が気になる方へ 自身も障害を持つ著者が綴った一冊がランクイン【新書・ベストセラー】

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 12月5日~12月11日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位は空き家の増え続ける日本の住宅事情に警鐘を鳴らした『老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路』となった。

 第2位は自身も発達障害を抱える著者が綴った『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』。第3位は世界的トップ眼科医が眼にまつわる知っておくべき真実をまとめた『視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ』となった。

 2位の『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』の著者長谷川さんは障害をもつ方々の学習支援や就労支援を行う会社LITALICOの代表。自身もADHD(注意欠陥・多動性障害)の特性を持ち、幼少期から周囲との関わりに悩みを抱えていたという。同書では長谷川さん自身のエピソードやLITALICO利用者のエピソードなどが盛り込まれ、障害のある子どもを持つ保護者の方が参考にしているという。今年はADD(注意欠陥障害)を告白したモデルの栗原類さんが半生を振り返った著書『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA)も話題となった。どちらも発達障害に対する理解が深まる良書だ。

1位『老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路』野澤千絵[著](講談社)

 私たちは、「人口減少社会」なのに「住宅過剰社会」という不思議な国に住んでいます。右肩上がりに空き家は増え続け、15年後には3戸に1戸が空き家になってしまうにもかかわらず、都市部では相変わらず超高層マンションが林立し、郊外では無秩序に戸建て住宅地の開発が続いています。住宅過剰社会は住みにくい「まち」の原因です。あなたは最近、自分の「まち」が住みにくいと感じることはないでしょうか?(講談社ウェブサイトより)

2位『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』長谷川敦弥[著](SBクリエイティブ)

 発達に課題のある子どもたち8000人が通い、さらには待機児童が何千人もいるという人気の教室「LITALICOジュニア」。著者は「教室に来る子はみな独創的で、将来の可能性を感じさせる子たち」と語る。本書では、発達に凹凸のある子の伸ばし方、また、多様な人が活躍できる「障害のない社会」のつくり方までを提唱していく。(SBクリエイティブウェブサイトより)

3位『視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ』深作秀春[著](光文社)

 海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の眼科学会で最高賞を20回受賞している眼科界のゴッドハンドが語る、日本の眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る! 併せて最善の治療法を解説。(光文社ウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』上念司[著](講談社)

5位『「働きがいあふれる」チームのつくり方』前川孝雄[著](ベストセラーズ)

6位『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健[著](講談社)

7位『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』井上智洋[著](文藝春秋)

8位『雑談力』百田尚樹[著](PHP研究所)

9位『「ヒットソング」の作りかた―大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち』牧村憲一[著](NHK出版)

10位『グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命』エマニュエル・トッド[著](朝日新聞出版)

Amazon新書売り上げランキングより 集計期間12月5日~12月11日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年12月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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