20日(金)に第31回三島由紀夫賞と山本周五郎賞の候補作が発表された。
両賞は2017年4月から2018年3月までに発表された作品を対象にしており、以下の作品が候補作として選出された。

■第31回三島由紀夫賞候補作(出版社・ムック)
『息子と狩猟に』服部文祥(新潮社)
『四時過ぎの船』古川真人(新潮社)
『日曜日の人々―サンデー・ピープル―』高橋弘希(講談社)
『彼の娘』飴屋法水(文藝春秋)
「無限の玄」古谷田奈月(「早稲田文学」増刊女性号)

■第31回山本周五郎賞候補作(出版社)
『ライオン・ブルー』呉勝浩(KADOKAWA)
『パーマネント神喜劇』万城目学(新潮社)
『ゲームの王国(上・下)』小川哲(早川書房)
『機龍警察 狼眼殺手』月村了衛(早川書房)
『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)
三島賞では高橋弘希さんが今回で3度目の候補となり、古谷田奈月さんが2度目となる。山本賞(または山周賞)は5名全員が初の候補となった。
選考会は5月16日(水)に東京都内にて開かれ、同日中に受賞作の発表、受賞者の記者会見が予定されている。三島賞の選考委員は、川上弘美さん、高村薫さん、辻原登さん、平野啓一郎さん、町田康さんの5名、山本賞の選考委員は、石田衣良さん、荻原浩さん、角田光代さん、佐々木譲さん、唯川恵さんの5名が務める。
なお、選考発表・受賞者記者会見の模様は、ニコニコ生放送でライブ配信される。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv312556170
三島賞・山本賞は昭和63年に創設された文学賞。三島賞は小説、評論、詩歌、戯曲を対象とし、文学の前途を拓く新鋭の作品一篇に、山本賞は主に小説を対象とし、すぐれて物語性を有する新しい文芸作品に与えられる。
昨年の三島賞はサンフランシスコで暮らす日本語を話せない日系移民三世を主人公にした宮内悠介さんの『カブールの園』(文藝春秋)が受賞。山本賞はかつて有名ハガキ職人だった主人公が、大学を休学し、コンビニでバイトしながら、新たな仲間と出会っていく青春小説を描いた佐藤多佳子さんの『明るい夜に出かけて』(新潮社)が受賞している。過去には車谷長吉さん、舞城王太郎さん、田中慎弥さん、村田沙耶香さん、本谷有希子さん、今村夏子さんらが三島賞を受賞、吉本ばななさん、宮部みゆきさん、吉田修一さん、恩田陸さん、森見登美彦さん、小野不由美さんらが山本賞を受賞している。
関連ニュース
-
四国遍路の世界遺産化の賛否を札所住職が語る「今までのような習俗や雰囲気は守られるのだろうか?」
[エッセイ・コラム/特集・インタビュー](歴史・地理・旅行記)
2023/04/10 -
「日本書紀」にも記された日本最古のギャンブルとは? 持統天皇や一条天皇が「禁止令」まで出した“ギャンブル脳”の危険性
[ニュース](ギャンブル/家庭医学・健康)
2025/02/14 -
「ビットコインはへんなものではない」日銀出身の経済学者がビットコインの信頼性について解説
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](一般・投資読み物)
2016/03/29 -
カズレーザーが「めちゃくちゃクオリティの高いミステリ」と絶賛した童話×ミステリの姉妹作が登場[文芸書ベストセラー]
[ニュース](日本の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド/エッセー・随筆/教育学/妊娠・出産・子育て)
2021/10/30 -
「思わず声をあげてしまった。ミステリとして一流、実にテクニカル」直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』は時代ミステリであり「フィクションに救われた人たちの物語」[文芸書ベストセラー]
[ニュース](日本の小説・詩集)
2023/08/12




















