「万引き家族」観客動員100万人突破 小説版も文芸書ベストセラー2位に躍進

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 6月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『かがみの孤城』が獲得した。
 第2位は『万引き家族』。第3位は『未来』となった。

 2位の『万引き家族』は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてパルムドール賞を受賞した映画「万引き家族」を是枝裕和監督が自ら小説化した作品。映画では語られていない登場人物たちの背景や心情が描かれ、映画とともに楽しむとより一層「万引き家族」の世界観への理解が進む一冊だ。
 映画は6月8日に公開を開始。初週の土日二日間で4億4500万円の興行収入をあげる大ヒットとなっている(興行通信社調べ)。それに合わせ5月末に刊行されていた小説も10日に10万部を突破。14日には映画の観客動員数が100万人を突破したと報じられ、小説版のさらなる売上にも期待が膨らんでいる。

1位『かがみの孤城』辻村深月[著](ポプラ社)

あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。(ポプラ社ウェブサイトより)

2位『万引き家族』是枝裕和[著](宝島社)

とある住宅街。柴田治と息子の祥太は、スーパーや駄菓子店で日々万引きをして生計をたてていた。ある日、治はゆりという少女が家から閉め出されているのを見かねて連れて帰ってくる。驚く妻の信代だったが、少女の家庭事情を案じ、一緒に「家族」として暮らすことに。年金で細々と生きる祖母の初枝、JK見学店で働く信代の妹・亜紀。6人家族として幸せに暮らしていたが、ある出来事を境に、彼らの抱える「秘密」が明らかになっていく―――。(宝島社ウェブサイトより)

3位『未来』湊かなえ[著](双葉社)

ある日突然、届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年。湊ワールドの集大成!待望の書き下ろし長編ミステリー!!(双葉社ウェブサイトより)

4位『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第四部 貴族院の自称図書委員(3)』香月美夜[著](TOブックス)

5位『青くて痛くて脆い』住野よる[著](KADOKAWA)

6位『チンギス紀(1)火眼・(2)鳴動』北方謙三[著](集英社)

7位『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子[著](河出書房新社)

8位『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)

9位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

10位『ののはな通信』三浦しをん[著](KADOKAWA)

〈単行本 文芸書ランキング 6月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年6月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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