本屋大賞候補作『お探し物は図書室まで』に注目 人生を変える一冊とは[文芸書ベストセラー]
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- お探し物は図書室まで
- 価格:1,760円(税込)
2月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『推し、燃ゆ』が獲得した。
第2位は『心淋し川』。第3位は『元彼の遺言状』となった。
4位以下で注目は9位にランクインした『お探し物は図書室まで』。悩みを抱えた5人の主人公が偶然立ち寄った図書室で聞き上手な司書さんから一冊の本を勧められる。それぞれの主人公が差し出された選書と付録から何かを感じ取り、あらたな一歩を踏み出す。コロナ禍の刺々しい気分を和らげてくれるような連作短編集だ。昨年11月の発売時に著者の青山美智子さんがTBS系バラエティ番組「王様のブランチ」に出演し話題となった。2021年本屋大賞の候補作に選出されている。
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- 推し、燃ゆ
- 価格:1,540円(税込)
1位『推し、燃ゆ』宇佐見りん[著](河出書房新社)
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。(河出書房新社ウェブサイトより)
2位『心淋し川』西條奈加[著](集英社)
江戸の片隅、小さなどぶ川沿いに建ち並ぶ長屋。 住人たちは人生という川のどん詰まりでもがいていた。 懸命に生を紡ぐ人々の切なる願いが胸に沁みる感動連作!(集英社ウェブサイトより)
3位『元彼の遺言状』新川帆立[著](宝島社)
亡くなった元彼は誰かに殺された!? 犯人だけがその財産を譲り受けられるという奇妙な遺言を受け、 女性弁護士が依頼人と共謀して分け前を狙う破格の遺産相続ミステリー!(宝島社ウェブサイトより)
4位『異世界はスマートフォンとともに。(23)』冬原パトラ[著]兎塚エイジ[イラスト](ホビージャパン)
5位『何がおかしい 新装版』佐藤愛子[著](中央公論新社)
6位『オルタネート』加藤シゲアキ[著](新潮社)
7位『転生幼女はあきらめない(5)』カヤ[著]藻[イラスト][著](一二三書房)
8位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾[著](光文社)
9位『お探し物は図書室まで』青山美智子[著](ポプラ社)
10位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)
〈文芸書ランキング 2月24日トーハン調べ〉
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