認知症の方々の体験談からできた一冊『認知症世界の歩き方』に注目集まる[生活実用書ベストセラー]

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 11月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、生活実用書第1位は『明るい暮らしの家計簿 2022年版』が獲得した。
 第2位は『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』。第3位は『2022年版1月始まり No.25 実用家計簿』となった。

 4位以下で注目は10位にランクインした『認知症世界の歩き方』。認知症のある方が見ている世界を旅行記形式で描き、読者も自分が認知症になったときにどのような経験をするのか想像できる一冊となっている。認知症のある方100名にインタビューを行い、本人の感じていること、身に起こっていることを積み重ねてできたガイドブック。書籍のもととなったウェブサイト「認知症世界の歩き方」ではストーリーや動画、ゲームで認知症の世界を優しく案内しており、超高齢化社会の日本で大きな課題となっている認知症への理解が進む仕組みとなっている。自身が認知症と診断される前の備えともなる一冊だ。

1位『明るい暮らしの家計簿 2022年版』(ときわ総合サービス)

家計簿は夢をかなえる最強の武器です!発刊から70年!! 初心者からベテランの方まで多くのファンを有する家計簿の王様。誰にでも読みやすい「UDフォント」を採用、さらに見やすくなりました!「シンプル!かんたん!使いやすい!」だから長続き。家計のピンチは家計簿で切り抜ける!この時代に幸せな家庭を築く必須アイテムです。お嬢様やお孫さんなど「大切な人へ幸せを引き継ぐ」贈りものとしても人気急上昇中です。充実した解説と分かりやすい記入例で初めての方も楽しくスタート♪(ときわ総合サービスウェブサイトより)

2位『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』今村匡子[著](サンマーク出版)

「痛みやこりの治療に行ったのに、なぜかやせる」と予約殺到の整骨院が教える、頑張らずにやせる方法(サンマーク出版ウェブサイトより)

3位『2022年版1月始まり No.25 実用家計簿』(高橋書店)

家計簿の中でも王道の週計タイプは、1日ごと・週ごとの収支を管理するのに便利。バラエティー豊かな料理のレシピや生活コラムが入った、飽きのこない構成です。レシートやカード等をスッキリ収納できる特製フリーポケット付き。ペンホルダー付き。(高橋書店ウェブサイトより)

4位『不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方』中村恒子[著]奥田弘美[著](すばる舎)

5位『記憶力アップ×集中力アップ×認知症予防 1日1杯脳のおそうじスープ』内野勝行[著](アスコム)

6位『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』村木宏衣[著](主婦の友社)

7位『今日のごはん、これに決まり!Mizukiのレシピノート決定版!500品』Mizuki[著](学研プラス)

8位『結局、自律神経がすべて解決してくれる』小林弘幸[著](アスコム)

9位『2022年版1月始まり No.30 わたしのかけいぼ』(高橋書店)

10位『認知症世界の歩き方』筧裕介[著]認知症未来共創ハブ/ほか[監修](ライツ社)

〈生活実用書ランキング 11月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年11月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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