広瀬すず、松坂桃李主演映画も5月に公開 本屋大賞受賞『流浪の月』 東京創元社の新文庫レーベルから発売[文庫ベストセラー]
ニュース
-
- 流浪の月
- 価格:814円(税込)
3月1日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6』が獲得した。
第2位は『あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇』。第3位は『三千円の使いかた』となった。
4位以下で注目は7位に初登場の『流浪の月』。2020年本屋大賞を授賞した凪良ゆうさんの作品の文庫版。誘拐事件の被害者と加害者として見られていた少女と青年。その誘拐事件には世間からはみえていないない真実があった。数年後に再開した二人は恋愛とも違う複雑な関係を築いてゆく。世間の価値観とは相容れない人々を描き、普通とはなにか、常識とはなにかを考えさせられる一冊となっている。同文庫はミステリ・SF・ファンタジーの専門出版社として知られる東京創元社から文芸書を収録する新しい文庫レーベル「創元文芸文庫」の第一弾として発売された。
2022年5月13日には実写映画の公開も予定されている。広瀬すずさん、松坂桃李さんが主演で、共演は横浜流星さん、多部未華子さんら。
-
- ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6
- 価格:726円(税込)
1位『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6』衣笠彰梧[著](KADOKAWA)
満場一致特別試験の代償は大きく、綾小路たちのクラスには大きな亀裂が入ってしまった。櫛田、長谷部、王の3人が学校を連続欠席。体育祭の詳細が発表されるが、堀北への反発からミーティングは紛糾、綾小路クラスは練習すら始められない。大きなポイントを得てクラス昇格を果たしたはずが、このままではマイナスの結果になりかねない。3人の生徒のクラス復帰に向けて堀北や平田が動き出すが……。一方個人の実力が大きく影響を及ぼす今回の体育祭。小野寺は最良の結果を求め、須藤との共闘を申し出て――!?「私は認めない。この先何人が堀北さんを認めたとしても、私は絶対に認めない」選択の先に待つ未来は光か闇か。(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇』高田郁[著](角川春樹事務所)
浅草田原町に「五鈴屋江戸本店」を開いて十年。藍染め浴衣地でその名を江戸中に知られる五鈴屋ではあるが、再び呉服も扱えるようになりたい、というのが主従の願いであった。仲間の協力を得て道筋が見えてきたものの、決して容易くはない。因縁の相手、幕府、そして思いがけない現象。しかし、帆を上げて大海を目指す、という固い決心のもと、幸と奉公人、そして仲間たちは、知恵を絞って様々な困難を乗り越えて行く。源流から始まった商いの流れに乗り、いよいよ出帆の刻を迎えるシリーズ第十二弾!!(角川春樹事務所ウェブサイトより)
3位『三千円の使いかた』原田ひ香[著](中央公論新社)
「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」突然の入院、離婚、介護費用……。一生懸命生きるあなたのための「節約」家族小説!〈解説〉垣谷美雨(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『わが家は祇園の拝み屋さん15 それぞれの未来と変わらぬ想い』望月麻衣[著](KADOKAWA)
5位『心霊探偵八雲 Short Stories』神永学[著](KADOKAWA)
6位『女のいない男たち』村上春樹[著](文藝春秋)
7位『流浪の月』凪良ゆう[著](東京創元社)
8位『光る海 新・酔いどれ小籐次(二十二)』佐伯泰英[著](文藝春秋)
9位『カエルの小指 a murder of crows』道尾秀介[著](講談社)
10位『辻番奮闘記 四 渦中』上田秀人[著](集英社)
〈文庫ランキング 3月1日トーハン調べ〉
関連ニュース
-
定年から75歳までの「黄金の15年」を輝かせるために、在職中から考えるべきことがある
[ニュース](地理/日本史/倫理学・道徳/社会学)
2017/06/03 -
「もっとお話を引き出しておけばよかった」野田サトルが「ゴールデンカムイ」監修者の解説本を絶賛[新書ベストセラー]
[ニュース](情報学/日本史/文化人類学・民俗学/言語学)
2024/03/02 -
住人は殺し屋にテロリスト、スパイに詐欺師?! 悪人ばかりが住む「めぞん一刻」の管理人を任されたら
[ニュース](地理/日本史/倫理学・道徳/社会学)
2017/06/24 -
2023年は「戦前」となるのか? 池上彰解説本『第三次世界大戦 日本はこうなる』が徐々にランクアップ 危機感は高まっているのか[新書ベストセラー]
[ニュース](日本史/心理学)
2023/04/22 -
岸辺露伴シリーズ「くしゃがら」作者の3作品を収録した小説版第3弾が初登場1位[ノベルスベストセラー]
[ニュース](日本の小説・詩集)
2022/12/31