『そして、バトンは渡された』の瀬尾まいこ新作『掬えば手には』は“究極に優しい物語”[文芸書ベストセラー]

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 7月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『オーバーロード15 半森妖精の神人 [上]』が獲得した。
 第2位は『「私」という男の生涯』。第3位は『同志少女よ、敵を撃て』となった。

 4位以下で注目は5位に初登場の『掬えば手には』。2019年に本屋大賞を受賞し永野芽郁さん主演で映画化もされた『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)の著者、瀬尾まいこさんによる切なく暖かい物語。「何をしても普通」であることが悩みだった主人公。彼はいつしか自分が人の心を読む能力をもっていることに気づく。そんな彼が感じとってしまった周囲の人々の悩みや苦しみに寄り添い、力になろうともがく姿を描く。殺伐とした世の中で、優しい主人公の姿勢に癒やされる一冊だ。

1位『オーバーロード15 半森妖精の神人 [上]』丸山くがね[著](KADOKAWA)

魔導国の急拡大を懸念した法国首脳陣は エルフの王を打倒し、魔導国に備えることを決断。 同じころ、アインズは「アウラとマーレに友達を作ってあげたい」という 親心から休暇と称して双子を連れてエルフの国へ旅立った。 法国が大攻勢を仕掛けるさなかのアインズのエルフ国訪問に 湧きたつナザリック幹部たち。 智謀の主・アインズに期待され奮起した双子は 大樹海を縦横無尽に駆け抜ける!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『「私」という男の生涯』石原慎太郎[著](幻冬舎)

「自分と妻」の死後の出版のために書かれた自伝(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬[著](早川書房)

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために……。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした”真の敵”とは?(早川書房ウェブサイトより)

4位『マスカレード・ゲーム』東野圭吾[著](集英社)

5位『掬えば手には』瀬尾まいこ[著](講談社)

6位『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました 7』神山りお[著](KADOKAWA)

7位『子宝船 きたきた捕物帖(二)』宮部みゆき[著](PHP研究所)

8位『やりなおし貴族の聖人化レベルアップ』八華[著](KADOKAWA)

9位『勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 13』灯台[著](新紀元社)

10位『神猫ミーちゃんと猫用品召喚師の異世界奮闘記6』にゃんたろう[著](KADOKAWA)

〈文芸書ランキング 7月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年7月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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