「ダイの大冒険」スピンオフ小説がベストセラー初登場1位 アニメ版終了もまだまだ止まらぬ人気[ノベルスベストセラー]

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 12月6日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 それぞれの道』が獲得した。
 第2位は『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』。第3位は『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』となった。

 1位に初登場の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 それぞれの道』は「週刊少年ジャンプ」で1989年より連載されていたマンガ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のスピンオフ小説。連載開始から20年以上が経過した作品だが、他のドラゴンクエストシリーズとのコラボが行われると年々人気が高まり1992年に打ち切られていたアニメ版も2020年に復活。今年10月には全100話の放送を終え、主人公ダイたちの冒険はひとまず幕を閉じた。ノベルスではダイと仲間たち、ダイ・ポップ・マァム・ヒュンケル&クロコダイン・レオナ、それぞれが活躍するサブクエストが描かれる。

1位『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 それぞれの道』三条陸[原作]稲田浩司[漫画]山本カズヨシ[小説](集英社)

パプニカ解放後、とある少年から弟子入りを志願されたダイ。数日の修業で、アバン流の技を覚えた勇者がいるという噂を耳にし、自分も強くなりたいとやってきたのだった。慣れない「師匠」としての指導で悪戦苦闘するダイだったが…!?アバンの使徒たちの知られざる物語(サブクエスト)5編収録!!

2位『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』高田崇史[著](講談社)

神社の屋根にある千木、鰹木。一般的には、その形や数で祀られているのが、女神か男神かわかるとされるが、伊勢ではそれはあてにならない。女神を祀る神社が男神仕様であったり、またその逆も数多く存在する。日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、学会出席のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行。はじめての伊勢で大きな衝撃を受ける。(講談社ウェブサイトより)

3位『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』藤本タツキ[原作]菱川さかく[小説](集英社)

『チェンソーマン』待望の初小説!自称名探偵・パワーと、助手・デンジが挑む怪事件!? 相棒だった頃の岸辺とクァンシ、その関係とは!? 姫野とアキ、その出会いと二人での初任務の行方は!? 以上、「バディ」をテーマにした三つの物語に、ボーナストラックとして、デンジ・パワー・アキの、夢の江の島旅行も収録。漫画では読めない全編完全オリジナルストーリー!(集英社ウェブサイトより)

4位『台湾侵攻7 首都侵攻』大石英司[著](中央公論新社)

5位『ONE PIECE FILM RED』尾田栄一郎[原作]黒岩勉[劇場版脚本]江坂純[小説](集英社)

6位『怪獣8号 密着! 第3部隊』松本直也[著]安藤敬而[著](集英社)

7位『ONE PIECE novel LAW』尾田栄一郎[原作]坂上秋成[著](集英社)

8位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

9位『過去をなくした天使 ハーレクイン・ロマンス~伝説の名作選~』リン・グレアム[作]山田有里[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

10位『王子に選ばれた花売り娘』エリー・ダーキンズ[作]深山咲[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

〈ノベルスランキング 12月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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