実は海外で評価されまくっていた「安倍元首相」、「SDGs」が通用するのは日本だけ……「世界のニュースを日本人は何も知らない?」人気シリーズ第四弾が発売[新書ベストセラー]

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 12月13日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『バカと無知 -人間、この不都合な生きもの-』が獲得した。
 第2位は『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』。第3位は『80歳の壁』となった。

 4位以下で注目は6位に初登場の『世界のニュースを日本人は何も知らない4 -前代未聞の事態に揺らぐ価値観-』。ロンドン在住のITコンサルタント・谷本真由美さんが日本のメディアではあまり報道されない世界の“トップニュース”を解説した人気シリーズの第四弾。世界各地で就労経験のある著者が各国で大きな話題となっている出来事と日本のトップニュースを対比。日本の報道との違いに驚愕し、世界を見る目が変わると話題のシリーズだ。4作目は《「SDGs」が通用するのは日本だけだった!》《実は海外で評価されまくっていた「安倍元首相」》《なぜ「エリザベス女王」は人気があったのか》《ウクライナの戦場に浸透する「日本アニメ」》など最新の時事問題について日本人が目を見開くような知見を紹介している。

1位『バカと無知 -人間、この不都合な生きもの-』橘玲[著](新潮社)

正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だが、希望がないわけではない。一人でも多くの人が「人間の本性=バカと無知の壁」に気づき、自らの言動に多少の注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるのではないだろうか。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。(新潮社ウェブサイトより)

2位『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』磯田道史[著](中央公論新社)

歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)

人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。「食べたいものを食べる」「血圧・血糖値は下げなくていい」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」等々、思わず膝を打つヒントが満載。70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます!(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』田坂広志[著](光文社)

5位『成熟スイッチ』林真理子[著](講談社)

6位『世界のニュースを日本人は何も知らない4 -前代未聞の事態に揺らぐ価値観-』谷本真由美[著](ワニブックス)

7位『誰が国家を殺すのか 日本人へV』塩野七生[著](文藝春秋)

8位『ウクライナ戦争』小泉悠[著](筑摩書房)

9位『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹[著](詩想社)

10位『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』篠田謙一[著](中央公論新社)

〈新書ランキング 12月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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