「パンどろぼう」シリーズ全作がランクイン 「だるまさん」「100かいだてのいえ」などシリーズものが人気[児童書ベストセラー]

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 10月17日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『パンどろぼうとほっかほっカー』が獲得した。
 第2位は『大ピンチずかん』。第3位は『ぬまの100かいだてのいえ』となった。

 今週は柴田ケイコさんによる大人気絵本「パンどろぼう」シリーズ5作が全てランクイン。5位の『パンどろぼう』が2020年に刊行され大人気となった。1位の『パンどろぼうとほっかほっカー』は最新作。児童書はシリーズものが強く、7位と10位の「だるまさん」シリーズも累計発行部数900万部を突破している。3位の『ぬまの100かいだてのいえ』はいわいとしおさんの「100かいだてのいえ」シリーズの最新第6弾。縦に開く大迫力の仕組みで「ちか」「うみ」「そら」など様々なテーマの100フロアの家を描く。最新作では「ぬま」の生きものたちが暮らす「100かいだてのいえ」を下っていく。

1位『パンどろぼうとほっかほっカー』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

ヤギのおばあさんの頼みで、パンを届けにでかけたパンどろぼう。なかなかたどりつかずうなだれる横を、一台の車がとおりすぎますが―――。ほかほかのパンとほかほかの思いをのせて、「ほっかほっカー」が走りだす!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

もういつピンチが来ても大丈夫だ!大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から大ピンチをときあかします。・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。(小学館ウェブサイトより)

3位『ぬまの100かいだてのいえ』いわいとしお[作](偕成社)

ある山のてっぺんに「まんげついわ」とよばれる丸くて大きな岩がありました。岩から少しはなれた沼に、オタマジャクシのウズがくらしています。ウズはやさしく勇気があって、みんなの人気者。仲間たちと毎日楽しくくらしていたある風の強い日、「まんげついわ」がゴロゴロゴロゴロ バシャーン!とぬまに落ちてきて……!大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第6弾。今回の舞台は、なんと「ぬま」!淡水にくらす生きものたちがウズを出迎えます。どんな生きものたちがいるのでしょう?(偕成社ウェブサイトより)

4位『ポケモン パルデア図鑑』(小学館)

5位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

6位『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

7位『だるまさんが』かがくいひろし[さく](ブロンズ新社)

8位『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

9位『パンどろぼうとなぞのフランスパン』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

10位『だるまさんの』かがくいひろし[さく](ブロンズ新社)

〈児童書ランキング 10月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年10月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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