怪物・井上尚弥と対峙した男たちの証言集が初登場 井上自身も「じっくり読ませて頂きます」[ノンフィクションベストセラー]

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 10月31日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『メンタル強め美女白川さん5』が獲得した。
 第2位は『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』。第3位は『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』となった。

 3位に初登場の『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』はボクシングで4階級制覇を果たした無敗の王者・井上尚弥選手に敗れた選手10人と対話し、井上選手の強さに迫った一冊。著者は東京新聞記者の森合正範さん。森合さんを前に選手たちは、拳を交えたものだけがわかる井上選手の能力、試合中の心の動き、そして敗戦後の心境から自らの人生における意味までを吐露している。同書は井上選手自身が、発売前の10月21日自身のXに《楽しみにしていた一冊が届きました! じっくり読ませて頂きます》と投稿し大きな注目を集めていた。果たして井上選手の感想やいかに。

1位『メンタル強め美女白川さん5』獅子[著](KADOKAWA)

人のイヤミや陰口にイライラした時、ネットでの評価を気にしてしまう時、自分へのダメ出しが止まらない時、みんなが遠くに行ってしまうようで自分ひとりがみじめに感じる時……メンタル強め美女・白川さんがあなたを力強く励まします。「私達はもっともっと自由に生きていい!」あなたがあなたらしく生きることを全力で応援し、日々を頑張る女性たちの“お守り”となる大好評シリーズ第5弾。(KADOKAWAウェブサイトより抜粋)

2位『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子[著](サンマーク出版)

「自分は運が悪い」と思っていませんか?でも「運」というものは必ずしも、その人がもともと持っていたり生まれつき決まっていたりするものではなく「その人の考え方と行動パターンによって変わる」のです。「運がいい人」は「運が良くなる」考え方や行動パターンを習慣づけているのです。それではどのようにしたら「運のいい人」になれるのか?優秀な脳科学者である著者が科学的見地から、「運のいい」考え方や行動パターンを習慣づける方法を紹介していきます。(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)

3位『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』森合正範[著](講談社)

「みんな、井上と闘うなら今しかない。来年、再来年になったらもっと化け物になる。歯が立たなくなるぞ」2013年4月、井上尚弥のプロ3戦目の相手を務めた佐野友樹はそう叫んだ。それからわずか1年半、世界王座を計27度防衛し続けてきたアルゼンチンの英雄オマール・ナルバエスは、プロアマ通じて150戦目で初めてダウンを喫し2ラウンドで敗れた。「井上と私の間に大きな差を感じたんだよ……」。2016年、井上戦を決意した元世界王者・河野公平の妻は「井上君だけはやめて!」と夫に懇願した。WBSS決勝でフルラウンドの死闘の末に敗れたドネアは「次は勝てる」と言って臨んだ3年後の再戦で、2ラウンドKOされて散った。バンタム級で史上初となる4団体統一を果たし、スーパーバンタム級初戦となったフルトン戦で2団体のベルトを獲得。2023年12月26日に4団体統一戦を控えた「モンスター」の歩みを、拳を交えたボクサーたちが自らの人生を振り返りながら語る。強く、儚く、真っ直ぐな男たちが織りなす圧巻のスポーツノンフィクション。(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『ほどよく忘れて生きていく 91歳の心療内科医の心がラクになる診察室』藤井英子[著](サンマーク出版)

5位『運気を金にする 幸せ上手さん習慣GOLD』星ひとみ[著](小学館)

6位『最新理論を人生に活かす「量子力学的」実践術』村松大輔[著](サンマーク出版)

7位『100年人生を好転させる ヒマラヤ大聖者が導く年齢にとらわれない生き方』相川圭子[著](中央公論新社)

8位『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』たかぎなおこ[著](文藝春秋)

9位『mofusandのことわざ120』ぢゅの[イラスト](リベラル社)

10位『どうせ死ぬんだから』和田秀樹[著](SBクリエイティブ)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 10月31日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年11月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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