「変な家」話題の“不動産ミステリー”待望の文庫版が発売 映画も公開間近 雨男役は間宮祥太朗[文庫ベストセラー]

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 2月6日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『変な家 文庫版』が獲得した。
 第2位は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』。第3位は『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』となった。

 1位の『変な家 文庫版』は覆面作家・雨穴さんのデビュー作で、2021年に出版された単行本が待望の文庫化。ある一軒家の間取り図から推理が広がる「不動産ミステリー」はウェブで人気となり書籍化され、2023年のトーハン年間ベストセラーでは総合部門で4位に輝いた。昨年12月には第二弾となる『変な家2 ~11の間取り図~』(飛鳥新社)も発売された。3月15日には映画版の公開が予定されていて、間宮祥太朗さん、佐藤二朗さん、川栄李奈さんらが出演する。綾野暁さんによるマンガ版「変な家」も連載中だ。

1位『変な家 文庫版』雨穴[著](飛鳥新社)

2024年3月15日より映画公開!雨穴デビュー作『変な家』ついに文庫化!設計士栗原による「文庫版あとがき」も追加収録(飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)

2位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』汐見夏衛[著](スターツ出版)

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻!(スターツ出版ウェブサイトより)

3位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾[著](光文社)

故郷で父が殺害された。仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻った真世は、何年間も音信不通だった叔父・武史と再会する。元マジシャンの武史は警察を頼らず、自らの手で犯人を見つけるという。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である真世の同級生の中にいるのか。コロナ禍に苦しむ町を舞台に、新たなヒーロー“黒い魔術師”が手品のように華麗に謎を解く長編ミステリー!(光文社ウェブサイトより)

4位『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』汐見夏衛[著](スターツ出版)

5位『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん8』燦々SUN[著](KADOKAWA)

6位『ある閉ざされた雪の山荘で』東野圭吾[著](講談社)

7位『陰流苗木 芋洗河岸(1)』佐伯泰英[著](光文社)

8位『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう[著](中央公論新社)

9位『陰からの一撃 警視庁追跡捜査係』堂場瞬一[著](角川春樹事務所)

10位『夜明けのすべて』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 2月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年2月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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