気が付くと女子大生の前には男性の死体が…サバイバルパニックホラー 都留泰作『ういちの島』試し読み

試し読み

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 地方の島にある大学附属の海洋実験所に泊まり込み、日夜研究に従事する大学生の芽衣子。人間関係から解放され一人で過ごせるはずだったクリスマスイブの夜に、異変が始まった。

 意識を失った芽衣子が気付くと男性の死体が横たわっており、通報しようにも電話は圏外でネットも通じなくなっていた。彼女は島の集落に向かうが、人を襲う謎の生物がいて……。

WEBマンガサイト「くらげバンチ」で鬼才・都留泰作が連載するサバイバル・パニック・ホラー『ういちの島』(新潮社/バンチコミックス)第1巻から、第1話「一人きりのクリスマスイブ」を公開します。

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都留泰作
岡山県出身。漫画家、理学博士。2007年SF作品『ナチュン』(講談社/月刊アフタヌーン)で連載スタート。その後『ムシヌユン』(小学館/ビッグコミックスペリオール)。『竜女戦記』(平凡社)と話題作を描く。現在は、WEBマンガサイト「くらげバンチ」にて『ういちの島』を連載中。

新潮社
2024年4月 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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株式会社新潮社のご案内

1896年(明治29年)創立。『斜陽』(太宰治)や『金閣寺』(三島由紀夫)、『さくらえび』(さくらももこ)、『1Q84』(村上春樹)、近年では『大家さんと僕』(矢部太郎)などのベストセラー作品を刊行している総合出版社。「新潮文庫の100冊」でお馴染みの新潮文庫や新潮新書、新潮クレスト・ブックス、とんぼの本などを刊行しているほか、「新潮」「芸術新潮」「週刊新潮」「ENGINE」「nicola」「月刊コミックバンチ」などの雑誌も手掛けている。

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