森永卓郎氏の“遺書”『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』発売から2ヶ月もベストセラーランキングの常連に[ノンフィクションベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 5月21日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』が獲得した。
 第2位は『俺、つしま 4』。第3位は『それは信者8000万人の巨大カルト ザイム真理教』となった。

 1位の『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』は3月に発表された森永卓郎さんの最新著作。昨年末にがんを公表し闘病中の森永さんが《私の遺書でもある》とまで意気込みを見せた一冊。内容は森永さんがメディアで仕事をするようになって四半世紀以上、決して触れてはいけないとされてきた3つのタブー、「ジャニーズの性加害」「財務省のカルト的財政緊縮主義」「日本航空123便の墜落事件」について問いかけた一冊。トーハンの週間ベストセラーでは3月9日の発売以来2ヶ月以上ノンフィクション・ライトエッセイ部門で1位もしくは2位にランクインし続けており、今週3位にランクインした『それは信者8000万人の巨大カルト ザイム真理教』と合わせてよく売れている。

1位『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

2023年12月、私はステージ4のがん告知を受けた。告知の瞬間、私は、何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。(フォレスト出版ウェブサイトより)

2位『俺、つしま 4』おぷうのきょうだい[著](小学館)

つしまファン待望の第4巻がいよいよ登場!どこからともなくやってきた温和でなつっこい元野良猫の「つしま(つーさん)」と青くひょろひょろとしたルックスの「おじいちゃん(実は女性)」が繰り広げる、あの愛おしい日常が戻ってきた!2018年の単行本化以降、あっという間にコミックス累計50万部を突破した大ヒット猫マンガ「俺、つしま」。待ちに待った第4巻がついに発売になります。「ちゃー」や「オサム」など、つーさんの仲間たちのほっこりエピソードや「猫あるある」はもちろん、この最新作では、第2巻で反響を呼んだつーさんの野良猫時代の古い友達「テルオ」も登場!描き下ろしもたっぷり収録されています。独特のタッチで描かれるさまざまな猫たちの生活と、笑いあり、涙ありのストーリーで、猫もニンゲンもじんわりと幸せな気持ちになれる、そんな一冊です。(小学館ウェブサイトより)

3位『それは信者8000万人の巨大カルト ザイム真理教』森永卓郎[著](三五館シンシャ)

やさしく、やわらかく、面白く日本経済に警鐘を鳴らす本ザイム真理教はいかにして生まれ、どう国民生活を破壊してきたのか?(フォレスト出版ウェブサイトより)

4位『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子[著](サンマーク出版)

5位『おぱんちゅうさぎ』可哀想に![作](KADOKAWA)

6位『覚悟の磨き方 ~超訳 吉田松陰~』池田貴将[編訳](サンクチュアリ出版)

7位『知りたいこと図鑑』みっけ[著](KADOKAWA)

8位『103歳、名言だらけ。なーんちゃって 哲代おばあちゃんの長う生きてきたからわかること』石井哲代[著]中国新聞社[著](文藝春秋)

9位『ダイナミック図解 船のしくみパーフェクト事典』池田良穂[監修](ナツメ社)

10位『小学生でもわかる世界史』ぴよぴーよ速報[著](朝日新聞出版)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 5月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年5月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク