歌集 月を食う
内容紹介
男性の吐瀉物眺める昼下がりカニチャーハンかおれも食いたい
自らのまわりに円を描くごと死んだ魚は机を濡らす
湖のようなベッドを抜け出せば君のもとまでさざ波が立つ
ぼくの持つバケツに落ちた月を食いめだかの腹はふくらんでゆく
親鳥の不在のあいだに辞書の切れ端から虫の名を覚えだす
データ取得日:2024/04/27
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます
男性の吐瀉物眺める昼下がりカニチャーハンかおれも食いたい
自らのまわりに円を描くごと死んだ魚は机を濡らす
湖のようなベッドを抜け出せば君のもとまでさざ波が立つ
ぼくの持つバケツに落ちた月を食いめだかの腹はふくらんでゆく
親鳥の不在のあいだに辞書の切れ端から虫の名を覚えだす
データ取得日:2024/04/27
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