友だち幻想

友だち幻想

著者
菅野 仁 [著]
出版社
筑摩書房
ジャンル
社会科学/社会
ISBN
9784480687807
発売日
2008/03/07
価格
814円(税込)

内容紹介

全国1000人以上の先生が選んだ、中高生にいま一番読んでほしい本「キミに贈る本(キミ本)大賞」(読売中高生新聞主催)第1位!NHK「おはよう日本」日本テレビ系列「世界一受けたい授業」(又吉直樹さん)TBS系列「林先生が驚く初耳学!」朝日新聞「売れてる本」(武田砂鉄さん)各メディアで紹介されて話題沸騰! !「みんな仲良く」という重圧に苦しんでいる人へ。人付き合いのルールを知り少しの作法を身に付けるだけで、複雑な人間関係の中で必要以上に傷つかず、しなやかに生きられるようになる処方箋のような本!友だちは何よりも大切。でも、なぜこんなに友だちとの関係で傷つき、悩むのだろう。人と人との距離感覚をみがいて、上手に“つながり"を築けるようになろう。「みんな仲良く」という理念、「私を丸ごと受け入れてくれる人がきっといる」という幻想の中に真の親しさは得られない! 人間関係を根本から見直す、実用的社会学の新定番書。これでもう、「みんな仲良く」のプレッシャーとはさようなら。【反響の声、ぞくぞく! 】まずは目次を見てほしい。友だち、人との付き合い方のすべてが書かれています。この本に書かれているのは、生きていくために大切なことのすべてです。人間関係とは何か。どうすればいいか。カンタンで深い答えがここにあります。齋藤孝さん(明治大学教授)わたしは、人付き合いが苦手。でも「他者と共存することはできる」とこの本は教えてくれました。多くの人が独りでいたいし、皆といたい……そんな矛盾の原因と対処法を教えてくれる本です。壇蜜さん(タレント)近いと大変で遠いとさびしい他人との「間合い」のとり方。共感という幻想から自由になる方法。刊行から10年の「現代の古典」には、生きる上で大切な「心の智慧」が詰まっている。茂木健一郎さん(脳科学者)私たちは世間という幻想の中に住んでいる。中でも厄介な「友だち」について、これほど明快に解説した本は他にない。読めば心が軽くなる。世界がスッキリ見えてくる。小島慶子さん(エッセイスト)かつて同調圧力に服する共同体的な作法は、生存戦略と結びついたリアリズムであった。だがシステムが生存戦略を用済みにした今、意外にも若者の同調圧力は強くなるばかり。作法を知らずに多様性が不安なのが背景だ。本書は不安を超えるべく新たな作法を示す。これを読めばあなたの人生は変わるはずだ。宮台真司さん(社会学者)『友だち幻想』は、ひとりを怖がり、だけど人と繋がっていることに息苦しさを感じている人=わたしに必要な一冊だった。南沢奈央さん(女優)『サンデー毎日』2018年8月19-26日夏季合併号お互いを縛る、窮屈な友だち関係になっていませんか?自分たちの「関係」を見つめなおす視点を、菅野さんは鮮やかに提示してくれます。西研さん(哲学者)

データ取得日:2024/04/25  書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます