踏み絵とガリバー

鎖国日本をめぐるオランダとイギリス

踏み絵とガリバー

著者
松尾 龍之介 [著]
出版社
弦書房
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784863291812
発売日
2018/10/20
価格
2,090円(税込)

内容紹介

イギリス人作家のスウィフトはなぜ、『ガリバー旅行記』(1726刊)に、日本の踏み絵とオランダ人の話を登場させたのか。

あの夏目漱石も愛読し、誰もが知っている『ガリバー旅行記』に、踏み絵とオランダ人の話が出てくることはあまり知られていない。漱石もその〈第3篇〉は正当に評価していない。
全4篇からなる『ガリバー旅行記』の中で、特異な構成をもつこの〈第3篇〉に注目し、18世紀の江戸期(鎖国)日本とオランダの交易の実態、さらにイギリス・ポルトガル・スペイン各国間の外交覇権争いを多角的に描く異色の歴史書。

データ取得日:2024/04/20  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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