排除型社会
後期近代における犯罪・雇用・差異
内容紹介
この社会にあわせて生きていくしかない…と諦めてはいけない――。
安定的で同質的な包摂型社会から、変動と分断を推し進める排除型社会への移行にともない、排除はつぎの3つの次元で進行した。
1 労働市場からの排除
2 人々のあいだの社会的排除
3 犯罪予防における排除的活動
かつての包摂型の社会を懐かしんでも気休めにもならない。取り組まなければならない課題は、新たな形態のコミュニティ、市場の気まぐれに左右されない雇用、八百長のない報酬配分――これらをどう実現するかである。
「画期的な書物。驚異的なまでの博識、事実への深い洞察、明晰な論旨と論証が結びついたこの著作に、私は圧倒された。」――ジグムント・バウマン
データ取得日:2024/04/23
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