栗駒文字千葉家の「正藍染」 むかしのまんま むかしのまんま
文化伝承叢書9
内容紹介
藍は生きている
しかも人肌で生きている
子どものように手をかけ
心をかければかけただけ
誠実にこたえてくれて
美しく染められるんでがす
日本最古の染色技術と言われる「正藍染」。もともと自分たちの日用品としての衣類をこしらえる技術として、織りとともに生活に根付いた技法が、明治~昭和にかけて紡績技術の発達や戦争、生活様式の変化に呑まれ消滅しかけていたが、千葉あやのをはじめとする千葉家の女性が「むかしのまんま」その技法を今に引き継ぎ、現代まで継承してきた千葉家の物語。
データ取得日:2024/04/22