映画『沈黙-サイレンス-』の聖地巡礼は荘厳な本物の“聖地” 巡礼マップや原作も話題【文庫・ベストセラー】

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 1月15日~1月21日のAmazonの文庫売り上げランキングが発表され、第1位は巨匠マーティン・スコセッシが監督し映画化された『沈黙』が獲得した。

 第2位は映画「君の名は。」の新海誠監督自身が執筆した『小説 君の名は。』。第3位は昨年秋冬TBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題の星野源さんのエッセイ『そして生活はつづく』となった。

 1位となった『沈黙』はマーティン・スコセッシ監督により『沈黙―サイレンス―』として映画化され1月21日より公開された。興行通信社が発表した今週の映画興行ランキングによると『沈黙―サイレンス―』は初登場第4位。重いテーマを扱う悲劇的な文学作品の映画化としては大成功を収めている。遠藤周作が長崎市東出津町に碑文として残した「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」と表現された残酷な「沈黙」が映像でも表現されていると話題だ。その映像美は先日発表されたアカデミー賞でも撮影賞の候補としてノミネートされ、海外でも高く評価されている。

 映画の公開にあわせ長崎県観光連盟が昨今の“聖地巡礼”ブームにもかけた特設サイト「『沈黙―サイレンス―』原作ゆかりの地 長崎」(http://www.nagasaki-tabinet.com/silence/)もオープン。映画のシーンとともに教会や神社などまさに“聖地”を紹介している。また遠藤周作がゆかりの地を巡った書籍『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』(新潮社)も聖地巡礼のお供に最適と話題となっている。

1位『沈黙』遠藤周作[著](新潮社)

島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。(新潮社ウェブサイトより)

2位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA/メディアファクトリー)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『そして生活はつづく』星野源[著](文藝春秋)

 俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集。携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。(文藝春秋ウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル』川原礫[著](KADOKAWA)

5位『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』三上延[著](KADOKAWA)

6位『働く男』星野源[著](文藝春秋)

7位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA/角川書店)

8位『魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉』佐島勤[著](KADOKAWA)

9位『下剋上受験[文庫版]―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!』桜井信一[著](産経新聞出版)

10位『心屋仁之助のそれもすべて、神さまのはからい。: どんなときも、人生を笑ってみる』心屋仁之助[著](三笠書房)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間1月15日~1月21日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年1月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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