投稿サイトで年間ランキング1位「蜘蛛ですが、なにか?」シリーズ 全編書き下ろしの最新刊が発売

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 6月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 文芸書第1位は『劇場』が獲得した。
 第2位は『蜜蜂と遠雷』。第3位は『蜘蛛ですが、なにか?(6)』となった。

3位にランクインした『蜘蛛ですが、なにか?(6)』はいわゆるウェブ小説からスタートした作品だ。小説投稿サイト『小説家になろう』で2015年に連載を開始すると瞬く間に大人気を博し、年間ランキングで1位を獲得。年末には単行本化された。ウェブ小説で散見される「異世界転生モノ」だが、転生先のファンタジー世界で主人公は「蜘蛛」に生まれ変わる。危険だらけのダンジョンでサバイバル生活を繰り広げながら、徐々に力を手にした主人公に次々と強敵が襲い来る。これまで「なろう」で連載されていたものに加筆修正を行い刊行されてきたが、最新刊の6巻は全編書き下ろし。ウェブで楽しんでいた読者も続きが気になり、文芸書ベストセラーで堂々の3位にランクインとなった。

1位『劇場』又吉直樹[著](新潮社)

演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。夢と現実のはざまでもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説。(新潮社ウェブサイトより)

 BookBangでは作家の西加奈子さん、服部文祥さん、町田康さんらによる書評が掲載されている。

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■西加奈子さん(作家)レビュー
 一気に読み進めたいのだけど、実際読む手は止まらないのだけど、苦しくて苦しくて、どうしても一度伏せてしまう作品がある。そんな作品に出逢うのは稀で、だからしばらく動悸が止まらないし、読み終わった後もその世界にずっと引きずられる。「劇場」はまさにそういう作品だった。…
https://www.bookbang.jp/review/article/532102
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■服部文祥さんレビュー
 才能あふれるとはいかないが、そこそこはやっていけそうな、それでいてちょっと神経症気味の若い劇作家が人生をもがいている。天使のような同世代の女性と知り合い、親しくなっていく。プロットはベタな青春物語である。だが、…
https://www.bookbang.jp/review/article/531791
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■町田康さんレビュー
 先日。自らハンドルを握り、首都高速道路三号線を用賀方面に向かって走行していたところ三軒茶屋のあたりでなんだか急速に気持ちがざわついてきたので、音楽でも聴いたら少しは気が晴れるのではないか、例えば…
https://www.bookbang.jp/review/article/532099
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2位『蜜蜂と遠雷』恩田陸[著](幻冬舎)

俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!(幻冬舎ウェブサイトより)幻冬舎の月刊PR誌「PONTOON」にて連載された音楽小説。数多の個性的な天才たちが鎬を削るピアノコンクールがドラマチックに描かれる。

 BookBangでは書評家の杉江松恋さんと倉本さおりさん、作家の朝井リョウさんによる書評が掲載されている。

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■杉江松恋さん(書評家)レビュー
 才能と情熱の小説である。恩田陸『蜜蜂と遠雷』は、国際ピアノコンクールを主舞台として描かれる音楽小説であり、演奏行為を通じて、さまざまなことが綴られていく。…
https://www.bookbang.jp/review/article/519375
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■倉本さおりさん(書評家、ライター)レビュー
『蜜蜂と遠雷』は、ピアニストだけでなく、ステージマネージャーや調律師、取材スタッフなど、コンクールを支える側の人間たちの姿まで細やかに描けていることも見逃せない。…
https://www.bookbang.jp/review/article/527584
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■朝井リョウさん(作家)レビュー
 読書面が日曜の朝刊で本当によかった。五百ページ超えの二段組、大ボリュームのこの物語は、読み終わるまで私たちを放してくれない。休日に一気読みすることをオススメする。…
https://www.bookbang.jp/review/article/521681
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3位『蜘蛛ですが、なにか?(6)』馬場翁[著](KADOKAWA)

アラクネになった蜘蛛子は魔王とまさかの和解、そして吸血姫とその従僕とともに旅に出ることに。けれど人外パーティの珍道中は前途多難で……。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる[著](新潮社)

5位『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

6位『かがみの孤城』辻村深月[著](ポプラ社)

7位『ツバキ文具店』小川糸[著](幻冬舎)

8位『掟上今日子の裏表紙』西尾維新[著](講談社)

9位『この嘘がばれないうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

10位『素敵な日本人 東野圭吾短編集』東野圭吾[著](光文社)

〈単行本 文芸書ランキング 6月13日トーハン調べ〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2017年6月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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