嵐山光三郎による句会「芭蕉杯」を開催 ゲストに女優・冨士眞奈美

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 作家の嵐山光三郎が松尾芭蕉の知られざる素顔に迫る『芭蕉という修羅』を刊行、これを記念して東京神楽坂のla kaguにて句会を開催する。

 ゲストに女優の冨士眞奈美を招いて行われる句会では、投稿(投句)された俳句の中から投票で「芭蕉賞」「嵐山賞」「眞奈美賞」などを決定する。

 俳句は、チケットを購入する際の販売サイトで投稿することができ、チケット購入後に、メールで投稿することも可能。メールの場合は、件名には「7月12日句会」とし、俳号やペンネーム、本名をフルネームで記入した上で、イベント開催日当日の正午までに[email protected]に送る必要がある。また、今回の句会は、神楽坂にちなんで、「坂」をという文字と、夏の季語を入れるのがお題となっている。

 トーク終了後には、嵐山光三郎さんによる『芭蕉という修羅』のサイン会を予定している。

トークイベント
■日程:7月12日(水) 19時~
■場所:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■料金:2,000円/1,800円(神楽坂ブック倶楽部会員限定)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/016vpgyy0qc5.html

嵐山光三郎(あらしやま・こうざぶろう)
1942年生れ。雑誌編集者を経て作家活動に入る。2000年『芭蕉の誘惑』(後に『芭蕉紀行』と改題)でJTB紀行文学大賞を受賞。『悪党芭蕉』が2006年に泉鏡花文学賞を、2007年に読売文学賞を受賞したほか、NHK「課外授業 ようこそ先輩」で母校の小学生に句作を通じて人生を語るなど、日々、多方面に俳句の魅力を伝えている。

冨士眞奈美(ふじ・まなみ)
1957年にNHK専属女優第一号となる。「細うで繁盛記」「パパと呼ばないで」から現在放送中の「やすらぎの郷」まで多数の話題作に出演。読書家としても知られ、エッセイなども多く執筆。「衾去(きんきょ)」という俳号で長年続ける俳句はプロも認める腕前であり、俳人の登竜門「俳壇賞」選考委員を務めている。

2017年7月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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