華やかなサーカス団に忍び寄る異形の影!―― 小林泰三 の新連載「 人外サーカス 」スタート!
本日10日に配信された電子書籍「文芸カドカワ」(2018年2月号)で、SF作家・小林泰三の新連載「人外サーカス」がスタートした。
本作はサーカス団を舞台にしたサスペンス小説。「文芸カドカワ」の公式サイトに掲載された小林本人のコメントによると、「人類の行く末を遥かに望む物語になる予定」。
また、今号では「忍者一家」で過ごすことになった青年の、はちゃめちゃな日常を描いた仁木英之の「立川忍びより よろずお悩み承ります」が最終回を迎える。本作は昨年刊行された『立川忍びより』の続編で、単行本・電子書籍化が待たれる。
そのほか「文芸カドカワ」では、こだわりの強い猟師とつき合いながらジビエ料理に挑戦するシェフの奮戦を描いた「みかんとひよどり 狩猟レストランにようこそ」(近藤史恵)や第一次世界大戦下のヨーロッパを舞台にした歴史ロマン小説「リラと戦禍の風」(上田早夕里)、祖母・母・ムスメの三人組が活躍する痛快ミステリ「三世代探偵団2 枯れた花のワルツ」(赤川次郎)などが連載されている。
「文芸カドカワ」は、株式会社KADOKAWAが2014年12月に創刊した大人のエンタテインメント小説誌。「BOOK☆WALKER」ほか各電子書店にて発売。最新号は毎月10日配信予定。
http://bunkado.kadokawa.co.jp/
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2018年1月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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