仮想通貨にフィンテック、シェアリングに評価経済…? 次々とあらわれる「新しい経済」をどう捉えればよいのか

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 1月23日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ビジネス書第1位は『医者が教える食事術 最強の教科書  20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』が獲得した。
 第2位は『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』。第3位は『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』となった。

 2位の『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』は2015年東証マザーズに上場を果たしたIT企業メタップスの代表取締役・佐藤航陽氏が、これからの時代における「お金」の捉え方を解説した一冊。仮想通貨やフィンテック、シェアリングエコノミーに評価経済などなど、ここ数年これまでの経済システムでは受け止めきれない「お金」にまつわる概念が誕生してきた。それら「新しい経済」をどう捉え、どう付き合ってゆけばよいのか。「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」と表明している気鋭の著者が「お金」の根本的な概念から見つめ直し、これから訪れる「価値主義」について詳しく解説している。バブルとなった仮想通貨やフィンテックサービスの現象面だけを捉えた類似書とは一味も二味も違う深みのある一冊となっている。

1位『医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』牧田善二[著](ダイヤモンド社)

ちまたの健康法はウソだらけ!生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!カロリーと肥満は関係ない、脂肪は食べても太らない、運動は食後すぐがいい…他。肥満・老化・病気・長寿・集中力・疲労…「食の教養」は健康格差社会を生き抜く最強の武器だ!(ダイヤモンド社ウェブサイトより)

2位『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽[著](幻冬舎)

〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉 2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣[著](幻冬舎)

クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』を作り、30万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る、”現代のお金の作り方と使い方”と最強の広告戦略、そして、これからの時代の働き方。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート』長谷川和廣[著](かんき出版)

5位『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ/市中芳江 訳[著](サンマーク出版)

6位『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治[著](サンマーク出版)

7位『SHOE DOG(シュードッグ)』フィル・ナイト[著]大田黒奉之[訳](東洋経済新報社)

8位『はじめての人のための3000円投資生活』横山光昭[著](アスコム)

9位『大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる』齋藤孝[著](SBクリエイティブ)

10位『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)

〈単行本 ビジネス書ランキング 1月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年1月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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