「もぐら」シリーズの著者・矢月秀作の新連載がスタート 志川節子の読切小説も掲載

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 12日(月)に発売された小説誌「小説 野性時代」(2018年4月号)で、「もぐら」シリーズで知られる矢月秀作の新連載「MIX 幻金凶乱」がスタートした。

「MIX 幻金凶乱」は、警視庁マネーロンダリング対策室長の一之宮祐妃が仮想通貨をめぐる犯罪に切り込むアクション警察小説。著者の矢月は、1964年兵庫県生まれ。1994年に『冗舌な死者』で小説家デビュー。2012年に「もぐら」シリーズが文庫化され累計100万部を超えるベストセラーとなる。本作は一之宮祐妃を主人公としたシリーズ最新作となる。

 また、今号の「小説 野性時代」には、繊細な筆で人情の機微を掬いとる注目の時代小説作家・志川節子の読切小説「鮟鱇」が掲載。また、織田信長の実像に迫る歴史長編「信長の原理」(垣根涼介)や超高齢社会に問いかける「老園の仔」(久下部羊)、デジタルデバイスから情報を削除する仕事に関わる主人公を描いた連作ミステリ「dele2」(本多孝好)が最終回を迎える。

『小説 野性時代 第173号 2018年4月号』
■定価:本体796円+税
■発売日:2018年3月12日
■発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321701000318/

2018年3月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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