百田尚樹が「逃げても大丈夫」と説く新刊が10万部突破【新書ベストセラー】

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 3月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『逃げる力』が獲得した。
 第2位は『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』。第3位は『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』となった。

 1位となった『逃げる力』は百田尚樹さんの最新作。野生動物や戦国武将を例に取り、自分にとって大切なものを見極め、「大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、戦っても得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。」と説く。発売10日で重版し、10万部を突破したと百田さんがTwitterで報告している。

 ビジネス書ベストセラーランキングで1位を獲得した『頭に来てもアホとは戦うな!』田村耕太郎[著](朝日新聞出版)も、アホと戦い貴重な人生の時間を無駄にせず、やりたいことに全力を注ぐべきだと説き、昨年末より大いに売れている。

 些細なことが炎上し、考えの違うものどうしがSNSで罵り合う。無駄とも思える争いでギスギスと世間がささくれだっているなかで、物事を成し遂げた成功者の二人が「戦うな、逃げよ」と説くことに注目が集まるのは、ごく自然な流れなのかもしれない。

■新書 ノンフィクションランキング

1位『逃げる力』百田尚樹[著](PHP研究所)

日本人は逃げる力が足りない! 「一番大事なもの以外は捨てても大丈夫」と説くベストセラー作家のシンプル思考が、ややこしい人生を楽にする。(PHP研究所ウェブサイトより)

2位『日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史[著](中央公論新社)

西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』鴻上尚史[著](講談社)

太平洋戦争の末期に実施された“特別攻撃隊”。戦死を前提とする攻撃によって、若者たちが命を落としていった。だが、陸軍第一回の特攻から計9回の出撃をし、9回生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏は、戦後の日本を生き抜き2016年2月に亡くなった。鴻上尚史氏が生前の佐々木氏本人へインタビュー。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、軍では絶対である上官の命令に背き、命の尊厳を守りぬけたのか。我々も同じ状況になったとき、佐々木氏と同じことができるだろうか。戦後72年。実は本質的には日本社会は変わっていないのではないか。本当に特攻は志願だったのか、そして、なぜあんなにも賛美されたのか。命を消費する日本型組織から、一人の人間として抜け出す強さの源に迫る。(講談社ウェブサイトより)

4位『日本史のツボ』本郷和人[著](文藝春秋)

5位『中華思想を妄信する中国人と韓国人の悲劇』ケント・ギルバート[著](講談社)

6位『日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実』吉田裕[著](中央公論新社)

7位『陰謀の日本中世史』呉座勇一[著](KADOKAWA)

8位『孤独のすすめ 人生後半の生き方』五木寛之[著](中央公論新社)

9位『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』河合雅司[著](講談社)

10位『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎[著](光文社)

■新書 ノベルスランキング

1位『十津川警部 日本遺産に消えた女』西村京太郎[著](徳間書店)

2位『十津川警部 九州観光列車の罠』西村京太郎[著](集英社)

3位『悲球伝』西尾維新[著](講談社)

4位『アルテミスの揺籠 オメガバース・結びの運命』水樹ミア[著](リブレ)

5位『僕のヒーローアカデミア(3) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

6位『西から来た死体 錦川鉄道殺人事件』西村京太郎[著](中央公論新社)

7位『天涯無限 アルスラーン戦記(16)』田中芳樹[著](光文社)

8位『キマイラ(13)堕天使変』夢枕獏[著](朝日新聞出版)

9位『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』大崎知仁[小説]尾田栄一郎[原作](集英社)

10位『僕のヒーローアカデミア(2) 雄英白書』堀越耕平[原作]誉司アンリ[小説](集英社)

〈新書 ノンフィクション / 新書 ノベルス ランキング 3月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2018年3月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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